ブルズ 39-24 クルセイダーズ
クルセイダーズはブルズを今年も崩せませんでした。昨年はカーターが居なかったのと前回のゲームの結果も考えると今回はいけるかも?と思っていたのですが、ブルズはしっかりゲームを最後まで手中に収めたまま危なげく無くクルセイダーズを倒しました。
それにしてもサッカーワールドカップの練習会場になるらしいスタジアムはラグビーゲームではあまり見られないサッカーゲーム形式の大声援に包まれすごいものでした。スタジアムは最初空席が目立ったのですが、これはこのスタジアムへの大観衆が作り出した交通渋滞によって多くの観客は遅刻したらしいのですが、最後はブルズサポーター4万人に包まれたスタジアムになりました。
この歓声の為もあったかもしれませんが、クルセイダーズはこの日ミスが目立ちました。ゲーム開始から高速のオープン攻撃で攻め立てたのですが、直ぐに強いデフェンスの前にボールを奪われ、クルセイダーズは敵陣10mを越すことさえ難しかったのに対してブルズはボールをどんどん繋いであっという間に22mラインを越え、最後はNo.PierreSpiesにトライを取られます。
この後直ぐにも相手のハイキックボールをこぼして攻め込まれあわやトライか?というシーンが続き、そして9分には同じくブルズの攻めをオフサイドを犯してしか停められず10-0と点差が付きます。このゲーム開始10分がその後の展開を決めたように思えました。
その後マッコウを中心にモールで押し込んでトライを返しますが、ブルズは常に先行して危なげないゲーム運び。頼りのカーターも前半29分と後半55分の2回、これが決まれば逆転可能得点内に迫れるという大事なペナルティーキックを外します。
逆にこのゲームでカーターが持っていたスーパー14シーズン中獲得ポイント数を上回って記録を作ったモーネン・ステインは9本中8本のキックを決めます。ステインはもうカーターを越えた存在になったように思われるゲームでもありました。
最後の方は今年も行われるトライネーションでオールブラックスが南アフリカの土地では勝てないような悪い予感まで起きてしまうゲームでした。
ストーマーズ 25-6 ワラターズ
ブルズvsクルセイダーズ戦に比べると守りあいで、最後はストーマーズの思い通りのゲーム、ワラターズが攻め手をなくしたような内容になったので盛り上がりに欠けた感じでしたが、ストーマーズは強いですね。
来週の決勝戦はちょっと勝敗の行方が分からない現状です。
2010年5月23日日曜日
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