2011年9月14日水曜日

9/14 ラグビーワールドカップ オールブラックスvsジャパン 先発メンバー

オールブラックスの対ジャパン戦のメンバーを発表しました。先週のトンガ戦で腰を痛めたダン・カーターが本当に今日の練習でさえフィットネステストにパスしなかったため先発を外されコリン・スレイドが10番で出てくる以外は予想外といっても言いぐらいのベストメンバーを出してきました。

対してジョン・カーワンはやはりトンガ、カナダ戦に照準を合わせている為アレジなどを外してきてベストメンバーでないところが納得すると同時に少しゲームの興味が薄れた感じです。

オールブラックスは確実に前回、そして前々回のワールドカップでの失敗を繰り返さないような配慮が隅々までいきわたっているような気がします。今回の予選リーグでは選手の入れ替えを対戦相手によって替えることをしないようにしているように思え、対戦相手によりそのときのベストメンバーを出してきているように思えます。

今回のフォワードは今の状況では恐らくNo.8にキエラン・リードが入れない以外はベストの布陣でしょう。日本がフランス戦でスクラムのもろさを見せたにも関わらず、フッカーをケビン・メアラム、ロックにサム・ホワイトロックを先発させ、No.8は肘の故障が癒えたアダム・トンプソンを入れてます。ましてフォワードの控えもべストのメンバーでしょう。

バックスにおいては今だそのベストの布陣が定まらない様子が伺え、特にバック3はマスコミでもどれがベストパターンか定められないほどのチーム内競争が熾烈の様子。それでも前回トンガ戦で先を越されたムレアイーナがレギュラーポジションに戻り、Wingにはコーリー・ジェーンとリチャード・カフイを入れています。このカフイは本来センターがポジションですが前回のトンガ戦で使えることが分かったので、今回も使ってみる様子です。これは恐らくイスラエル・ダグをムレアイーナとのフルバックのポジション争いに集中させて、どちらを先発させても良いようにしておいて、ザック・ギルフォードがWingの役目不足からカフイをイサイア・トエアバとコーリー・ジェーンの3人によるポジション争いに加えて全ての要素に備える為でもあるのでしょう。

このカフイをWingに移すことが出来たのもセンターのポジションにマアア・ノヌ、コンラッド・スミスそしてサニービル・ウィリアムスどれを持ってきても良いことが分かっている為でもあるのでしょう。そこで今回のジャパン戦にはオールブラックスとしてはもう定番になっているベストコンビのノヌースミスの二人が12番、13番をつけます。ノヌもこれで13番からレギュラーポジションの12番に戻れてトンガ戦より尚一層強力ブレイクシーンが見れそうです。

今半点数が開けばピリ・ウィープがコリンスレイドと交代するかもしれません。又はカフイを下げてコリン・スレイドがWing、そしてピリ・ウィープがフライハーフに入るような陣形になるかも知れません。

1.トニー・ウッドコック 2.ケビン・メアラム 3.オーウェン・フランクス
4.ブラッド・ソーン 5.サム・ホワイトロック
6.ジェロモ・カイノ 7.リチャード・マッコウ 8.アダム・トンプソン

9.アンディー・エリス 10.コリン・スレイド
12.マアア・ノヌ 13.コンラッド・スミス
14.コーリー・ジェーン 15.マリ・ムレアイーナ 11.リチャード・カフイ

16.アンドリュー・ホー 17.ジョン・アフォア 18.アリ・ウィリアムス 
19.ビクター・ビット 20.ピリ・ウィープ 21.ジミー・コーワン 
22.サニー・ビル・ウィリアムス

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