2008年9月17日水曜日

9/17 トライネーション後のオールブラックス

 今年、浮き沈みの激しいトライネーションを制したオールブラックスは翌日の日曜日にはそれぞれの地元に戻ってつかの間の休暇をとることになりました。しかしほとんどのものはまたすぐに実践に戻ってきそうです。

 この前のブリスベンでのゲームに参加していたオールブラックスの中ですでに9週目を終えて、今週を含めて残り3週あるNZ国内リーグ=AIRNZカップに今週末から早速戻るものが5人、そしてリーグ戦の最終週に当たる10/2の週から11人、その次の週のリーグ戦が終わり準々決勝が始まる10/10の週からオールブラックスの主力も戻ってきそうです。

 ただNZの至宝であるダニエル・カーターは11月から始まるヨーロッパ遠征、その後すぐフランスのクラブチームに半年移籍するのでこの1ヶ月半ほどは一年の中での短いバカンスになりそうです。ただ所属するカンタベリーのチームに怪我人が出てどうしても人手が足りないときにはカンタベリーに戻って来るようですが、恐らく彼のプレーをNZ国内で見るのは来年の6月以降まで待つようになるでしょう。

 また足首を痛めているアリ・ウィリアムス、同じく怪我を抱えるブラッド・ソーン、トニーウッドコックはリカバリーの時間にかけるようです。

 今週末には早速地元のチームに戻ってくるものはまずランフェリーシールドを掛けたゲームになり今首位を行くウェリントンが絶好のチャンスとばかりにピリー・ウィープとニーミア・ティアラタを出してきます。そしてシールドを保持したいオークランドにはイサイア・トエアバが戻ります。そしてノースハーバーにアンソニー・ボリック、アンソニー・トゥイトゥバキが戻ります。

 第10週目のリーグ戦最終週にジョン・アフォア、ケビン・メアラム、ジェロモ・カイノ(オークランド)、ジミー・コーワン(サウスランド)、ステファン・ドナルド、シオネ・ラウアキ、リチャード・カフイ、シティベニ・シティバツ(ワイカト)、アンドリュー・ホー(タラナキ)、アダム・トンプソン(オタゴ)、グレッグ・サマーベル(カンタベリー)の11人が出て来ることが出来ます。

 そしてチームがリーグ戦を勝ち抜き8位以上に残って準々決勝に進めばオールブラックスの主力であるリチャード・マッコウ(カンタベリー)、マリ・ムレアイーナ(ワイカト)、マアア・ノム、コンラッド・スミス、ロドニーソイアロ(ウェリントン)の5人が地元チームにも出てこれるようになります。

 このようにオールブラックスのプレーは半月ばかりほとんど見られないようになりそうですが、今週末のランフェリーシールドを掛けたオークランドvsウェリントンなどのようにAIRNZカップも週を重ねるごとに面白くなってきています。まして11月から始まるオールブラックスのヨーロッパ遠征には毎年この国内リーグに活躍した者が召集される傾向が強く、とくに新人にはこれからのゲームでどれだけアピールできるかが勝負になってきます。そんなことを考えながら見るのも面白いと思います。

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