2009年3月15日日曜日

3/15 09'スーパー14 第5週の結果

 今週のゲームはNZチームのゲームより他のゲームのほうに予想を覆すものがあって面白かったように思えます。ブルズとハリケーンズがお休みの週でしたが、この2チームにとっては結果的に良かったような週でした。

 無敗を続けていたワラターズがブランビーズに、そしてシャークスが強いゲームを見せたレッズにそれぞれ硬いデフェンスを崩され負けて、今後の上位争いが面白くなりそうに思えます。

 ブルース 46-12 チーターズ
 小雨の中お互いパスミスやタックルミスが目立ったゲームでしたが、デフェンスの甘いチーターズをブルースの攻めが粉砕したようなゲームでした。先週から復帰したアリ・ウィリアムスはこのゲームでも攻め、守りに大活躍でNo.8のような働きも随所に見せやはり頼りがいのある存在であるのがよく分かるゲームでした。

 クルセイダーズ 23-23 フォース
 クルセイダーズはゲーム開始から15分で2トライを獲り、堅い守りを見せてフォースのアタックを跳ね返し、2トライ含めてチーム全体が動いて、サポートしてボールを繋いで27分には3トライ目を取り20-6としたところでやっとこのゲームは安心出来るかなと思っていたのですが、後半からはマット・ギットウを始めドリュー・ミッチェルなどがどんどん動きに激しさを増し、スピードにも乗って攻め込み58分に23-16まで来て、65分にレオン・マクドナルドがイエローカードで14人になってその2分後には23-23の同点に追いつかれます。

 72分にはフォースが22mライン上でペナルティーを犯して3点得点のチャンスができますが、この日キッカーになってこの時間帯までは全然頼れるプレーをしていたのにこの簡単に思えたキックを外してしまい、そのまま両者激しい攻防のまま80分のサイレンが無常に鳴り響いてお互い非常に疲れるドローのゲームとなりました。

 これでクルセイダーズはもう今季優勝の見込みは無くなったと思われます。今後はどこまで復活していけるかが見ものになるでしょう。

 フォースにはこの勢いで来週にはホームでシャークスを粉砕して欲しい思いです。

 ハイランダーズ 10-14 チーフス
ハイランダーズはまた勝てたゲームを落としたように思えます。後もう少しなのですが、やはりこれが実力でスーパ14上位チームには力及ばないような気がします。

 特にハイランダーズはここ数年バックスに得点力不足が続いていますが、このゲームでは選手層の厚さもまだまだ上位チームには及ばないことが改めて分かったような気がします。

 チーフスはこのゲームでは最初から後半に力のあるものをつぎ込むつもりだったように思えますが、上手くいけばその控えの選手もこのゲームには使う必要がないとも考えていたと思われます。後半にブレンダン・レオナルド、シオネ・ラウアキを入れてくるところは余裕に思えました。

 それにしてもチーフスのWing;レリア・マサガは今絶好調、ボールをもたらしたら一番デンジャラスなWingになっています。このまま今季初のオールブラックスに選ばれると思われる活躍が続いています。このゲームでもハイランダーズに引導を与えるトライを獲っています。

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