今週のゲームから残り3ゲームは全14チームが対戦します。やはりベスト4に生き残る為の戦いが面白そうなのですが、NZチームが出るゲーム以外には現在2位のブルズに対し最近どんどん調子を上げて来ていてオーストラリアチームの中では最高位となったフォースが挑むゲームは見ごたえありそう。
また先週クルセイダーズを破って2勝目を揚げたチーターズがまた本拠地でワラターズを迎えるのも意外と面白そうで、勝敗の行方が分からないのがレッズ対ブランビーズのゲームとストーマーズ対チーフスのゲームでしょう。
このゲームの前に金曜日の夜にはNZチームのうち3チームのゲームがあります。
ハリケーンズ vs ブルース
このゲームはやはりハリケーンズがかなり有利だと思いますが、またこのゲームでも監督はハムストリングスを癒したピリ・ウィープをベンチに温存して先週の先発と同じ9番、10番体制で行きます。これは余裕の策かもしれませんが、先週と同じように後半どちらかが弱ってきたら9番でも10番でも使えるウィープをインパクトプレイヤーとして投入してくるのでしょう。
ハリケーンズはフルバックのコーリー・ジェーンが先週怪我から戻ってきた途端に今度はふくらはぎを痛めて欠場となりますが、ここのバックスはそれでも安泰でしょう。特にこのゲームでは今年のオールブラックス12番の先発争いに絶対なるマアア・ノムとイサイア・トエアバのマッチアップが断然注目です。
二人ともここに来て絶好調の様子。ノムはここ3ゲームぐらいで進化し続けていて、トエアバもフルバックやセンターなどやらされた後この12番についてからそのプレイが思うがまま暴れまわれるような感じに見えて何をやってもシャープで強い印象が残ります。このゲームではトエアバがノムの弱点である甘いデフェンスをついてくるかもしれません。
またブルースでは昨年までハリケーンズに居たジミー・ゴペッツがキッカーとしてまたプレイメイカーとして10番で先発しますが、長年親しんだグランドを有利に使えるでしょうか?
ブルースはまた怪我人が出てしまって今やボロボロ、つぎはぎだらけのチーム事情となっていてこのゲームからロックのアンソニー・ボリックがかかとの骨にひびが入って今季ダメになり、先週のゲームでまたタセサ・ラベアがハムストリングスを痛め、ポール・ウィリアムスも膝を痛めベンチから、そしてジョシュ・ブレイキー、ジャスティン・コリンズというベテラン勢も先週のゲーム中に怪我で失ってこのゲームでは7番に新人で今季初出場となるTomChamberlainが入り、6番にはいつもはロックのカーティス・ハイウを入れざる終えない状況になっています。思いっきり人手不足状態で先週レッズの攻撃さえ守れなかったブルースに勝ち目があるでしょうか?
ハリケーンズ
15;タマティ・エリソン、14;ZacGuildford、13;コンラッド・スミス
12;マアア・ノム、11;デビッド・スミス、10;WillieRipia、
9;アルビー・マシューソン
8;ロドニー・ソイアロ(C)、7;スコット・ワードローム、6;VictorVito
5;ジェイソン・イートン、4;ジェレミー・トラッシュ、
3;ニーミア・ティアラタ、2;アンドリュー・ホー、1;ジョン・シュワルガー
16;GedRobinson、17;JacobEllison、18;BrynEvans
19;ApiNaikatini、20;ピリ・ウィープ、21;ジェイソン・カワウ、
22;RobertFruean
ブルース
15;ルディ・ウォルフ、14;RenaRanger、13;アンソニー・トゥイタバキ
12;イサイア・トエアバ、11;ジョー・ロコソコ、10;ジミー・ゴペッツ、
9;TanielaMoa
8;ジェロモ・カイノ、7;TomChamberlain、6;カーティス・ハイウ、
5;アリ・ウィリアムス、4;、ジェイ・ウィリアムス
3;TevitaMailau、2;ケビン・メアラム(C)、1;トニー・ウッドコック
16;TomMcCartney、17;CaharlieFaumuina、18;DeanBudd、
19;PeterSaill、20;GraysonHart、21;MichaelHobbs、
22;ポール・ウィリアムス
ライオンズ vs クルセイダーズ
クルセイダーズはここに来てキャプテン;リチャード・マッコウが偏頭痛によりゲームに出てこれなくなりました。これはかなりチームにとっても痛手。このライオンズ戦を落とすとベスト4入りの望みは消えます。
マッコウは先週のチーターズ戦で額を割って出血してもバンテージ巻いて最後までピッチにたっていたのですが、その衝突の影響が残って今週のゲームは大事を取ってお休みとなりました。代わりには通常ジョージ・ホワイトロックが入っていたのですが、彼はこの南アアフリカ遠征に出た直後練習中に怪我をしてすでにNZに戻されている為今季初出場となるJonathanPoffが7番で先発となります。
また先週の負けたチーターズ戦で先発から外されていたアイザック・ロス、キエラン・リード、アンディー・エリス、そしてレオン・マクドナルドなどは皆先発に戻され総力戦で挑むようになります。
このレオン・マクドナルドがここに来て最後の頼りの綱という感じでキック成功率の低いコリン・スレイド、ステファン・ブレッドに代わりその役割を任されることになっています。もうこうなればレオン・マクドナルドだけが頼りです。彼は前々回のワールドカップの際、カルロス・スペンサーのキック成功率が下がって急遽シリーズ途中からキッカーを任されその任務をしっかり務めたのですが、先週も最後の大事な生き残りを掛けた10mライン右端からの難しいキックをいきなり任され見事に決めたように本当にクルセイダーズにとっては最後の望みになりそうです。ここは老体に鞭打ってがんばってもらいましょう。
このキッカーの問題だけ何とかなればマッコウがいなくても何とかいけるような気がしています。この南アフリカ遠征までもマッコウがいなくて1ヶ月ほどチーム力で勝ち抜いてきているのでアウェイのゲームですが、この苦しい逆境を跳ね返してくれると信じています。
一方ライオンズも4連続遠征を終えホームに戻ってきての初戦、今は下から数えたほうが早い順位ですが、残り3ゲームをそのホームで戦えるのでリフレッシュして戦えるでしょう。
ましてスプリングボックスのジャック・フォーリエが先発に戻ってきて、またキャプテンの6;CobusGrobbellaarが3ゲームぶりに足首の故障から先発に戻ってこれそうということで戦力的にも十分ホームのサポーターに見せられるチームとなりそうです。
ライオンズ
15;LouisLudik、14;Deon van Rensburg、13;ジャック・フォーリエ
12;Doppies la Grange、11;JannieBoshoff、10;アンドレ・プレトリアス、
9;JanoVermaak
8;WillemAlberts、7;ErnstJoubert、6;CobusGrobbellaar、
5;Anton van Zyl、4;JannesLabuschagne、
3;LawrenceSephaka、2;WillieWepener、1;JC Janse van Rensburg
クルセイダ-ズ
15;レオン・マクドナルド、14;JaredPayne、13;ティム・ベイトマン、
12;RyanCrotty、11;コリン・スレイド、10;ステファン・ブレット、
9;アンディ・エリス
8;トーマス・ワードローム、7;JonathanPoff、6;キエラン・リード(C)
5;アイザック・ロス、4;ブラッド・ソーン、
3;OwenFranks、2;ジェイソン・マクドナルド、1;ワイアット・クロケット
16;DanielPerrin、17;BronsonMurray、18;ロス・フィリポ、
19;マイケル・パターソン、20;KahnFotuali’i、21;アダム・ホワイトロック、
22;HamishGard
2009年4月30日木曜日
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