オールブラックスはこのフランス戦が今年最大の〆のゲームとなります。このゲームを最高の出来で〆なければ来年への課題がまた増えそうです。
今年はこのフランスに6月にダニーデンで敗れてからあまり良いところがなかったオールブラックス。このヨーロッパ遠征で世界ランクもトップに戻りましたが、今年はトライネーションも南アフリカに取られ、その南アフリカを先々週破っているフランスとのゲームはいろいろな意味で本当の今年最後で最大に意味のあるゲームになります。
ダニーデンでのゲームに敗れたときはカーターもマッコウも居なかったのでこのゲームは断然安心できそうですが、過去の戦績から考えてもこのフランスは侮れない存在です。
まして南アフリカを実力で破った力は油断できません。特に南アフリカのスクラムを粉砕して見せたフォワードに備えてオールブラックスも最強メンバーをそろえます。イタリア戦では主審の判断の違いによりニーミア・ティアラタが犠牲になったでしたが、彼の方がオーウェン・フランクスより断然ましなようです。
ティアラタと同じく、イングランド戦ではお休みを取っていた形のジェロモ・カイノとコーリー・ジェーンが予想通りこのゲームの先発に戻されています。
フランスには6月のニュージーランド遠征のメンバーほとんど残っていて、特にフォワードは3番と8番のみ変更といった様子で、ロックには野獣のセバスチャン・チャバルも戻っています。また、6月のNZ遠征で現れなかった12,13,15、そして8番の4人と14;VincentClerc、キャプテンの6;ThierryDusautoirを加えた6人は2年前のワールドカップでオールブラックスが負けたときのメンバーになります。
オールブラックスにとっては敵地でリベンジマッチでもあり、真の世界ランクNo.1の実力が試されるゲームにもなります。
このヨーロッパ遠征では3ゲームで3トライしか上げていないオールブラックスがトライをフランスから取れるか?また逆に相手チームにトライを許していないゲームが北半球遠征では7ゲーム続いていますが、3-13からボールを繋いで繋いでトライを取って20-13と逆転勝利した南アフリカ戦でのフランスのアタックを守りきることが出来るでしょうか?どう転んでもこのゲームは熱くなりそうです。日本では日曜日の早朝からライブですが、スカパーでは何度も再放送するようです。是非お見逃しなく!!
オールブラックス
15;ミルス・ムレアイーナ、14;コーリー・ジェーン、13;コンラッド・スミス、
12;マアア・ノム、11;シティベニ・シティバツ、10;ダニエル・カーター、
9;ジミー・コ-ワン
8;キエラン・リード、7;リチャード・マッコウ、6;ジェロモ・カイノ
5;トム・ドナリー、4;ブラッド・ソーン、
3;ニーミア・ティアラタ、2;アンドリュー・ホー、1;トニー・ウッドコック
16;コーリー・フリン、17;オーウェン・フランクス、18;アンソニー・ボリック、
19;タネラウ・ラティマー、20アンディー・エリス、21;ステファン・ドナルド、
22;ルーク・マクアリスター
フランス
15;DamienTraille、14;VincentClerc、13;DavidMarty、
12;YannickJauzion、11;MaximeMedard、
10;FrancoisTrinh-Duc、9;JulienDupuy
8;JulienBonnaire、7;FulgenceOuedraogo、
6;ThierryDusautoir(C)、
5;RomanMillo-Chluski、4;セバスチャン・チャバル、
3;SylvainMarconnet、2;WilliamServat、1;FabienBarcella
2009年11月26日木曜日
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