2009年11月19日木曜日

11/19 イングランドvsオールブラックスの見所

お互い先週のゲームでは世間からいろいろと言われているチーム同士の戦いとなりました。お互い世界のラグビーを引っ張っていかなければならない立場なだけに周りの声はかなりうるさそうです。

 まずオールブラックスのほうはイタリア戦で見せたスクラムの問題から、このゲームもそこが焦点になりそうな感じですが、イタリア戦とはメンバーも代わるのであそこまでは攻めたてられないでしょう。

 この2日ほどでイタリア戦でのスクラムはイタリアが違反行為を行って、それをオーストラリアの主審;スチュアート・ディクンソンが見逃した為だという表明がIRBから出されましたが、誰もがイタリアが最後は圧倒していたのは認めるでしょう。

 オールブラックスはそのフォワード前列を総入れ替え、ニーミア・ティアラタが代えられていることに不満がある人もいるようですが、このイタリア戦での評価から代えられたのではなさそうです。若手のオーウェン・フランクスへのチャンスを与えるためにと戦術からの交代みたいです。

 バックスもイタリア戦とはそう入れ替えになっていますが、Wingにコーリー・ジェーンが少し怪我気味のことから新人のザック・ギルフォードがウェールズ戦から2度目の先発となります。このコーリー・ジェーンとティアラタを休ませているのは次のフランス戦のほうに照準をあわしているからでしょう。

 恐らくオールブラックスはまたもとのオープン攻撃、ランニングラグビーを目指してくるようです。当日は誰もが注目するのはカーターとウィルキンソンのマッチアップになるはずですが、そのキックも良いのですが、意外と二人とも強力なデフェンダーというのに注目して見ると面白いと思います。

 またイングランドはさすがにラグビー界で弱いことが許されない立場だけにあって、このゲームではウェールズより、そしてイタリアよりオールブラックスを苦しめるゲームが求められています。

 先週のアルゼンチン戦ではあまりの面白くないゲーム運び、ウィルキンソンのキックでしか得点を頼れないところにそのペナルティーキックを外すことからハーフタイムになったときにはサポーターからブーイングがあったほどなのでこのゲームではもっと、もっと動きのあるゲームを見せてくるはずです。もしかしたらBET365でのオッズほどにはオールブラックスが楽勝とは行かない、拮抗するゲームになるかもしれません。

 オールブラックス

 15.マリ・ムレアイーナ 14.ザック・ギルフォード 13.コンラッド・スミス
 12.マアア・ノヌ 11.シティベニ・シティバツ 10.ダニエル・カーター
 9.ジミー・コーワン

8.キエラン・リード 7.リチャード・マッコウ 6.アダム・トンプソン 
5.トム・ドネリー 4.ブラッド・ソーン
3.オーウェン・フランクス 2.アンドリュー・ホー 1.トニー・ウッドコック

 16.コーリー・フリン/Aled de Malmanche 17.ジョン・アフォア
 18.アンソニー・ボリック 19.ジェロモ・カイノ 20.アンディー・エリス
 21.ステファン・ドナルド 22.タマティ・エリソン

 イングランド
15.MarkCueto 14.MattBanahan 13.DanHipkiss 
12.AyoolaErinle 11.UgoMonye 10.ジョニー・ウィルキンソン
9.PaulHadgson

8.JamesHaskell 7.LewisMoody 6.JoeWorsley 
5.SteveBorthwick(C) 4.サイモン・ショー
3.DuncanBell 2.DylanHartley 1.TimPayne  
 
 16.スティーブ・トンプソン 17.DavidWilson 18.LouisDeacon
19.TomCroft 20.DannyCare 21.ShaneGeraghty
22.マシュー・タイト

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