スプリングボックスが見事なリベンジでした。南アフリカは先週の歴史的敗北から1週間で気合を入れなおしたようにオーストラリアにとっては歴史的な大差をつけての勝利を最後に飾りました。
先週のゲームで最後はブーイングも起こるぐらいサポーターにはイライラのゲームだったのが一転してこのゲームでは最初から最後までパーティー気分でその勝利を楽しめたみたいです。
オーストラリアが特に何か劣っていたとは思われず、ゲーム前にはロッキー・エリソムも先週のゲームで危険行為と観られ一旦はこのゲームに出られなくなっていたのが、その判決に対しての訴訟が通ってこのゲームにも出られるようになって、先週の勝利の勢いに乗ってこのヨハネスブルグでのゲームを1963年以来の勝利を目指したと思います。別にオールブラックス戦に向け余力を残したようなゲームでもありませんでした。ただ南アフリカの気合が勝っていたような感じでした。
ゲーム開始から南アフリカのほうが強いプレッシャー。あのオールブラックスがダニーデンで負けたときのようにタックル、ブレイクダウン、スクラムなどのプレッシャーには集中力がみなぎって見られました。風の強いことも利用してキックプレイから繋げて8分に1stトライ。続けて強いデフェンスの仕掛けから2ndトライ。3ッ目は強いスクラムからとって、前半にはもうゲームを決めたようになっていました。
後半に入っても南アフリカは気合を緩めず、44分にはとどめのトライをとってから次々と控えを出してきましたが、この控えの者もチームの勢いに乗って行きたいような活躍を見せて最後は53-8と言う大差での勝利となりました。まさかここまで点差がつくことを誰が予想できたでしょうか?恐らくオールブラックスも含めて一旦勢いに乗ればどこのチームもこのような爆発的な強さを見せることがあると思いました。
これで恐らくオーストラリアはオールブラックスとの対戦にもう一度立て直しに掛かると思います。思いっきり気合を入れてきそうです。このトライネーションの勝者を決めるゲームは1週間空いて9/13にブリスベンで行われます。その間にオールブラックスは練習試合にもならないような主力のほとんどいないサモアとテストマッチを9/3(水)に行います。
2008年8月31日日曜日
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