今年はトライネーションが行われる期間中にゲームの行われない週が結構あってそのため特別にサモアとのテストマッチが今年4月にいきなり決められました。そのサモア戦が明日の9/3、水曜日と言う平日にニュープリマスで行われます。
この町はタラナキと言う地区名で知られるところの中心地であり、めったにオールブラックスのテストマッチが行われなかったところなのですが、この機会に多くのラグビーファンが平日でもやって来ると思われます。
対するサモアはさすがに格下扱いせざる負えない状況で、主な主力選手はヨーロッパのクラブチームに所属していてそのクラブがこの時期に国際マッチに選手を出さないことからほとんどが地元国内チームからの選抜、及び日本のチームに所属しているものが中心となります。
リコー所属のフィリポ・レビがこの中では一般的にNZ国民でも知っている名前だと思います。彼はオタゴ、ハイランダーズに長年所属していました。そのオタゴに過去所属していて一旦日本に行ってまたNZに戻ってきて今はカウンティーズ・マヌカウにいるロミ・ローパティぐらいが次に名前を聞いても分かる選手ぐらいでしょう。
オールブラックスにとっては恐らく楽勝になりそうですが、それでも今のチーム事情で最強と言った布陣でこのサモア戦には挑んできます。8/16になる南アフリカ戦での先発メンバーとは怪我人以外ほぼ同じになります。
その怪我人と言うのが4人でキャプテンのリチャード・マッコウがろっ骨を痛めていて欠場、代わりにアダム・トンプソンがオープンサイド・フランカーに入り、ロドニー・ソイアロがキャプテンをまた務めます。またWing;シティベニ・シティバツ(足首)とロックのブラッド・ソーン(ハムストリングス)に代わりアンソニー・トゥイトゥバキ、アンソニー・ボリックが先発に入ります。
そして南アフリカ戦では控えに入っていたジョン・アフォアが肩を痛めている為ニーミア・ティアラタが控えに入ります。この控えには先週とかのAIRNZカップ=NZ国内ラグビーリーグ戦に出てきてやはりオールブラックスの実力の差を見せてくれたシオネ・ラウアキ、ステファン・ドナルド(ワイカト)共にいつもとは違う10番に入って活躍が見られたピリ・ウィープ(ウェリントン)、イサイア・トエアバ(オークランド)がそれぞれ南アフリカ戦と同じく控えに入ります。
これで控えとしたらフォワードが3人、バックスが4人となるのですが恐らくみんなこのゲームには途中から出てくるでしょう。みんな使って9/13に控えるオーストラリアとの決戦に備えると思われます。オールブラックスファンには各ご贔屓の選手が活躍する姿が見られるゲームになりそうです。
対サモア戦 オールブラックス
1;トニー・ウッドコック、2;アンドリュー・ホー、3;グレッグ・サマーベル、
4;アンソニー・ボリック、5;アリ・ウィリアムス、6;ジェロモ・カイノ、
7;アダム・トンプソン、8ロドニー・ソイアロ、
9;ジミー・コーワン、10;ダニエル・カーター、11;アンソニー・トゥイトゥバキ、
12;マアア・ノム、13;コンラッド・スミス、14;リチャード・カフイ、
15;マリ・ムレアイーナ
16;ケビン・メアラム、17;ニーミア・ティアラタ、18;シオネ・ラウアキ、
19;ピリ・ウィープ、20;ステファン・ドナルド、21;イサイア・トエアバ、
22;ルディ・ウォルフ
2008年9月2日火曜日
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