2008年10月31日金曜日

10/31 ワラビーズ対オールブラックス in 香港の見所

 明日に迫った初めての海外で行われるブレデスローカップの対戦。恐らく湿気と暑さは両軍には負担になると思われますが、それはお互い同じこと。

 ワラビーズは皆本格的なゲーム感覚が途切れて1ヶ月以上たつ。オールブラックスの方は控えを含めると9人は先週まで激しいゲームを経験してきたもので逆に疲れなどが心配。

 オールブラックスのメンバーで先日火曜日には発表された22人のメンバーからやはりムレアイーナはその火曜日に生まれた子供のこともあってこの香港戦と次のスコットランド戦もお休みにするようでイサイア・トエアバが先発でフルバックに入り控えには新人としてコーリー・ジェーンが入るようになっています。これによってカーターの12番など本当にまた新しいバックス体系が見られそうです。けれどいつもABは初物はあまり良くない。

 ワラビーズはABとの9/13に行われたゲームでのメンバーとは5人が変更となっています。大きな変更ではWingのロテ・ティキリがトライネーション後に小さな膝の手術を行ってからの回復が遅れていてドリュー・ミッチェルが先発に入ります。これは大きいマイナス。プラスとしたらハーフバックに期待の新人LukeBurgessが怪我から復帰ですが、彼は8月からこのクラスのゲームをやっていない。同じくベリック・バーンズが戻ってきてますが、今回はベンチから。だけどゲーム中には彼は10番か12番で出てくると思います。出てきたら要注意。

 それ以外にワラビーズはこの遠征からロッキー・エルソムとダニエル・ベッカマンのこれまで何度もABを苦しめてきた二人が来期にヨーロッパに移籍する為メンバーから外れているため4番、6番のところは狙いどころになっています。けれどDeanMummは結構いいと思ってます。同じくNo。8とフランカーの控えで19番に入る2人は新人でこの辺りも弱点になりそうです。

 このゲームの後両軍ともヨーロッパに飛びますが、ワラビーズもABと同じくかなり忙しいスケジュールで
イタリア戦の後イングランド、フランス、ウェールズと気の抜けないゲームが毎週続いて最後に12/3にはジョージ・グレガンも出るだろうといわれている世界選抜とも言えるバーバリアンズとのゲームがあります。だからこの香港でのゲームは両軍とも次へのステップにするだろうしヨーロッパの各国は真剣にそのゲーム内容を分析することになるでしょう。

 まあこの両軍の対戦はどこで行われようとも選手自体のモチベーションが他とはまた格段違うので燃えるゲームになるでしょう。ワラビーズのリベンジも見られるかもしれませんが、スピードのある攻撃ラグビーの展開が期待できそうです。

 オールブラックス

 1;トニー・ウッドコック、2;アンドリュー・ホー、3;、ニーミア・ティアラタ
4;ブラッド・ソーン、5;アリ・ウィリアムス、6;ジェロモ・カイノ、
7;リチャード・マッコウ、8ロドニー・ソイアロ、
9;ジミー・コーワン、10;ステファン・ドナルド、11;シティベニ・シティバツ、
12;ダニエル・カーター、13;コンラッド・スミス、14;ホセ・ギアー、
15;イサイア・トエアバ

 16;ケビン・メアラム、17;グレッグ・サマーベル、18;アンソニー・ボリック、
19;アダム・トンプソン、20;ピリ・ウィープ、21;マアア・ノム
22;コーリー・ジェーン

 ワラビーズ

 1;BenmRobinson、2;StephenMoore、3;アル・バクスター、
4;MarkChisholm、5;ネイザン・シャープ、6;DeanMumm、
7;ジョージ・スミス、8;RicahrdBrown、
9;LukeBurgess、10;マット・ギットウ、11;ドリュー・ミッチェル、
12;スターリング・モートロック(C)、13;ライアン・クロス、14;PeterHynes、
15;アダム・アシュレークーパー

 16;AdamFreier、17;マット・ダニング、18;フィル・ウォー、
19;DavidPocock、20;サム・コーディングレイ、21;ベリック・バーンズ
22;LachieTurner

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