まず10/2(木)に行われたワイカトvsタラナキでは両者併せて11トライを取り合うゲームが行われたのですが、前半途中までアウェイとなるタラナキが0-21と大量リードして、前半は14-28そして50分には17-38としていたにもかかわらずオールブラックスが戻ったおかげでやっと強さを取り戻したワイカトのシティベニ・シティバツが最後の最後に逆転トライを決めて45-41で勝利しベスト8入りを確実にしました。
10/3(金)の夜に行われたサウスランドvsカンタベリーはインバカーギルまで見に行ったのですが、サウスランドの奮起は見られずため息が出るばかりのミスが続いてカンタベリーにノートライに封じ込められました。カンタベリーは怪我人がどんどん戻ってきてますが後半から出てきたケーシー・ラウララはやはり格の違いが歴然でした。またチームデフェンスもすごい。常にプレッシャーを掛け続けるゲーム内容はまだまだ質を上げて行きそうな感じでした。ホームゲームに集まったサポーターはやっぱりジミー・コーワンを見に来ている人が多かったようです。サウスランドは来週ホームゲームを逃して敵地に赴くことになりました。

上のゲームと同じ時間に行われた3位4位の対戦はホームゲームでもありましたが、ホークスベイの強さが目立ちました。特にここもそのデフェンスはしっかりして7Sのスタープレイヤーをそろえるベイ・オブ・プレンティーの早い攻撃をノートライに封じて46-12で勝って3位を維持しましたが、来週のゲームはホームゲームだけどマリ・ムレアイーナも戻ってきそうなワイカトを迎えるゲームとなり、4位にとどまったベイ・オブ・プレンティーはホームに5位のサウスランドを迎えることになります。
そして先週までは10位だったタスマンが土曜日のゲームでマヌワツを5トライ奪って下したことによりボーナスポイントも加えて7位に上がりました。この時点でタラナキと同ポイントだったのですが、タスマンはタラナキに今季勝っているので上位になっていました。またタラナキは日曜日に行われるオークランドvsノースランドの結果によってはベスト8に残れない存在でした。
その誰もがオークランドが最後に上がってくると思われていた今季リーグ戦最後のゲームでノースランドがとても強い、そして素晴らしいゲームを見せました。オークランドは怪我人が多く出ていましたがオールブラックスのジェロモ・カイノ、ケビン・メアラム、ジョン・アフォアそしてジョー・ロコソコも戻ってきていてしかもホームゲームだから大丈夫と思われたのですが、ノースランドの特にフォワードがとても強くて踏ん張ったおかげでオークランドに早いゲームをさせず13-21でノースランドが勝ちました。久しぶりにフォーワードががんばって相手の攻撃を封じる力の入るゲームが堪能できました。この結果で昨年リーグ優勝チームのオークランドは同点でも8位以内に残れたのですが、負けたことによりタラナキに準々決勝進出の道を譲ることになりました。併せて上記のオールブラックス連中はもう11月の北半球遠征までゲーム機会がなくなりました。恐らくジョー・ロコソコはその北半球遠征にも選ばれると思われていましたが、これでちょっと微妙になったと思います。
これで来週の準々決勝組み合わせは以下のようになりました。
10/10(金)カンタベリーvsタスマン
10/11(土)ウェリントンvsタラナキ
10/11(土)ベイ・オブ・プレンティーvsサウスランド
10/12(日)ホークスベイvsワイカト
0 件のコメント:
コメントを投稿