今週の金曜日から今年のNZ国内ラグビーリーグはトーナメント戦に入ります。その準々決勝進出チームの先発メンバーがそれぞれ発表されています。
今年は2強となるウェリントンとカンタベリーの一騎打ちで決勝が行われそうな感じですが、それに到るまでにこの準々決勝と来週の準決勝にはこれまでお休みを取っていたオールブラックス連中が戻ってきてそのプレイが見られまたこのNZカップ決勝が行われる10/25の翌日にはその次の週から始まる北半球遠征用のオールブラックスに選ばれるように各選手最後のアピールを行うプレイも楽しめることになります。
特に注目すべきはWing、レオン・マクドナルドが抜けそうなフルバック、グレッグ・サマーベルが抜けるプロップそしてハーフバックとロックもしくはロックもこなせるブラインドサイドのフランカー、それと先週のゲームで故障したワイカトのステファン・ドナルドの怪我が長引けば10番の控えに誰がなるかというところです。この辺りは今週のゲームから選抜の目が光りそうです。
10/10(金) カンタベリー VS タスマン
このゲームの見所はまずリチャード・マッコウがこのゲームからベンチからですがチーム合流すること。同じくオールブラックスのブラッド・ソーンがタスマンでデビューすること、そしてあまり話題に上がっていませんが、この両地区から選ばれるクルセイダーズの来期監督は現タスマン監督トッド・ブラッカターということです。
そして恐らくカンタベリーがその強さを発揮するとは思われますが、来月からのAB選抜に向けてこの辺りから各選手かなりがんばってくるでしょう。カンタベリーではみんないいのですが、選抜ボーダーラインに乗っていそうなのがスコット・ハミルトン、ポール・ウィリアムス、ケーシー・ラウララ、アンディー・エリス、KieranRead、コーリー・フリン、ワイアット・クロケットあたりで特にKieranReadは今年は6月からのテストマッチ用にかなり選抜有力視されていたのが最後に落とされた経過があるので今度こそは!という気持ちがあるでしょう。
それにしてもカンタベリーの布陣はほとんどクルセイダーズのそれに匹敵します。ちょっと付け入る隙間はなさそうです。
カンタベリー
15;スコット・ハミルトン、14;ポール・ウィリアムス、13;ケーシー・ラウララ、
12;TimBateman,11;JamesPaterson、10;ColinSlade、
9;アンディー・エリス、8;KieranRead、7;ジョージ・ホワイトロック、
6;HaydenHopgood、5;IsaacRoss、4;MichaelPaterson
3;グレッグ・サマーベル、2;コーリー・フリン、1;ワイアット・クロケット
16;Ti’iPaulo、17;OwenFranks、18;JamesBroadhurst、
19;リチャード・マッコウ,20;TysonKeats、21;HamishGrad、
22;アダム・ホワイトロック
タスマン
15;RobbieMaineek、14;BlairCook、13;KadePoki、
12;AndrewGoodman,11;AfelekePelenise、
10;MiahNikora、9;KahnFotualii、8;MarkBright
7;JonathanPoff、6;AlexAinley、5;ブラッド・ソーン、
4;WillCrutchley,3;TristanMoran、2;DanPerrin、
1;BenMay
10/11(土) ホークスベイ vs ワイカト
このゲームのワイカトの先発メンバーはこれを書いている段階ではまだ発表されていないのですが、恐らくこのゲームからマリ・ムレアイーナがベンチからもしくはフルバックスの先発で出てきそうです。
すでにワイカトにはシティベニ・シティバツ、シオネ・ラウアキ、リチャード・カフイ、そしてステファン・ドナルドが先週からチームに合流していますが、このステファン・ドナルドが怪我で出られなくなり、そして今季キャプテンを務めていてこの3週ほどのゲームでは大活躍してチームを準々決勝まで導いたリーマ・メッサムがハムストリングスを痛めて先週の前半からゲームに出られなくなったことでムレアイーナが戻ってもチーム全体の戦力はあまり上がらないような気がします。ましてホークスベイの本拠地に赴くゲームなので
かなりワイカトには苦しいゲームを強いられそうです。
ホークスベイ
15; Israel Dagg,14; Jason Kupa, 13;ジェイソン・シューマーク,
12; Sam Giddens,11; Zac Guildford, 10; Matt Berquist, 9;ダニー・リー
8; George Naoupu, 7; Karl Lowe, 6; マイケル・ジョンソン, 5; Bryn Evans,
4; Johan Snyman, 3; Anthony Perenise, 2; Hikawera Elliott,
1; Faka'anaua Taumalolo.
ワイカト 10/10(金)AMに発表予定
10/11(土) ウェリントン vs タラナキ
先週は主力を思いっきり休ませた為オタゴ相手に今季初となる黒星を記録したウェリントンですが、このトーナメントに入るとさすがに主力をそろえてきました。ここもカンタベリーと同じくロドニー・ソイアロが今週からチーム合流ですが、まずはベンチからとなります。
また他のオールブラックスとしてはニーミア・ティアラタとコンラッド・スミスは怪我で出られなくなっていますが、マアア・ノムは先週のゲームでベンチからだったのが今週からはしっかり先発復帰となっています。
見所的には多くの人が予想している11月からのAB選抜にかなり近いフルバックのコーリー・ジェーンとウィングのホセ・ギアーの出来とタラナキのスコットとは兄弟であるトーマス・ワードロームの働きは今結構注目すべき時だと思います。
ウェリントン
15;コーリー・ジェーン, 14; Buxton Popoali'i, 13;タマティ・エリソン,
12;マアア・ノム,11;ホセ・ギア ,10;ピリ・ウィープ (c), 9;Alby Matthewson、
8;ト-マス・ワードローム, 7; Scott Fuglistaller, 6;クリス・マソエ,
5;ジェレミー・トラッシュ,4;ロス・フィリポ, 3; Tim Fairbrother,
2; Dane Coles, 1ジョン・シュワルガー
16; Ged Robinson, 17; Jacob Ellison, 18; Api Naikatini,
19;ロドニーソイアロ、20; Daniel Kirkpatrick, 21; Michael Hobbs,
22;タネ・トゥイポロウトゥ.
タラナキ
15; Jack Cameron,14; Paul Perez,13; Nathan Hohaia,
12; Jayden Hayward,11;シェイン・オースティン, 10; Willie Ripia,
9; Brett Goodin,8; Taiasina Tuifua,7;スコット・ワードローム、
6; Chris Walker, 5;Craig Clarke,4;ジェイソン・イートン,
3; Shane Cleaver, 2;アンドリュー・ホー, 1;トニー・ペン(c)
10/12(日) ベイ・オブ・プレンティー vs サウスランド
このゲームはただ先週カンタベリーに粉砕されたサウスランドが奮起してがんばる姿が見たいということだけです。
ベイ・オブ・プレンティー
15;ザー・ローレンス, 14; Lance MacDonald, 13; Cory Aporo,
12; Nigel Hunt,11; Jason Hona, 10; マイク・デライニー,
9; Ruki Tipuna, 8; Colin Bourke,7; Tanerau Latimer, 6; Solomon King,
5; Culum Retallick,4; John Moore,3; John McGougan,2; John Pareanga,
1; Joe Savage.
サウスランド
15; Robbie Robinson, 14; Kendrick Lynn, 13;マット・サンダース,
12;ジェイソン・カワウ, 11; Pehi Te Whare, 10;ブレアー・スチュアート,
9;ジミー・コーワン ,8; David Hall, 7;ティム・ボーイ, 6; Dion Bates,
5;ホーアミ・マクドナルド,4;Josh Bekhuis,3;クリス・キング,
2;Jason Rutledge, 1;ジェイミー・マッキントッシュ
2008年10月9日木曜日
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