イングランドに巻き返しのチャンスはあるのでしょうか?先週ホームゲームとしては過去最大失点(6-42)で南アフリカに破れたイングランドが今週末グランドスラム制覇の最後のゲームとなるオールブラックスの対戦相手です。
オールブラックスはウェールズ戦でのメンバーから一人だけ変更してきただけでほぼ今年のトライネーション途中から続く最強布陣で結果をだします。
太ももの怪我から回復したコンラッド・スミスがリチャード・カフイに代わりアイルランド戦以来のセンターで先発するだけが変更となり、控えも含めてほぼ同じメンバーでイングランド戦に挑みます。これで北半球遠征後アリ・ウィリアムスがテストマッチ5ゲーム全て先発出場となり、ケビン・メアラムも香港でのオーストラリア戦開始5分後からアンドリュー・ホーに代わりフッカー先発ほぼ満了となります。
マーティン・ジョンソンも今年監督就任後あまり良い結果を出していないのですが、誰も解任の話などしないところは他の適任者がいないのと、やはりワールドカップ優勝キャプテンの威光は消えあらずといった感じで後1年ぐらいは黙って見舞ってくれているのでしょう。
そのジョンソン監督も少しオーストラリア、南アフリカに連敗して動きを見せました。それが一般的にはあまり巻き返しも無いように捕らえられそうな変更です。大きく報道されているのはジョニー・ウィルキンソンに変わる気体の新人として今年のNZ遠征2ゲーム目から先発で使い続けてきたDannyCiprianiをベンチに下げました。
彼はパシフィックアイランダー戦に続き先週の南アフリカ戦でも相手10番(ルーナン・ピノー)にチャージダウンされ大量失点の切っ掛けとなるトライを許しています。またイングランドのメンバーの中では一番活躍が目立った7番のTomReesもベンチに下げています。
イングランドは守りを固める策で来ているようですが、これまでもデフェンスは十分硬いのですが、得点力不足に悩まされています。このAB相手でも南アフリカ戦と同じようにトライは望めないと思われます。一人だけ面白いと思われるのがウェリントン出身でソイアロー、ノム、ウィープなどと同じ時期にハリケーンズでも活躍していたリキ・フルーティーが英国代表の資格を得れてこのゲームではハムストリングスの怪我から回復後12番で先発してくるのが面白そうです。彼はキッカーでも十分通用します。もともとウェリントンではジミー・ゴペッツの控え的存在でした。
この対戦は今年イングランドがNZに遠征してきた6月に2戦していてその2戦目のクライストチャーチのゲームではABが44-12で勝っており、トゥイッケナムでの対戦は06’11月に行われていて41-20でABが勝っています。このゲームではどれだけABが得点するでしょうか?イングランドが意地を見せるでしょうか?
イングランド
15;DelonArmitage、14;PaulSackey、13;JamieNoon
12;RikiFlutey、11;UgoMonye、10;TobyFlood、9;DannyCare
8;NickEaster、7;MichaelLipman、6;JamesHaskell
5;NickKennedy、4;SteveBorthwick(C)、3;PhilVickery、
2;LeeMears、1;TimPayne
16;DylanHartley、17;MattStevens、18;TomCroft、19;TomRees
20;HarryEllis、21;DannyCipriani、22;DanHipkiss
オールブラックス
15;マリ・ムレアイーナ、14;ジョー・ロコソコ、13;コンラッド・スミス
12;マアア・ノム、11;シティベニ・シティバツ、10;ダニエル・カーター、
9;ジミー・コーワン
8;ロドニー・ソイアロ、7;リチャード・マッコウ、6;ジェロモ・カイノ
5;アリ・ウィリアムス、4;ブラッド・ソーン、3;ニーミア・ティアラタ、
2;ケビン・メアラム、1;トニー・ウッドコック
16;ヒカウェラ・エリオット、17;ジョン・アフォア、18;アンソニー・ボリック、
19;キエラン・リード、20;ピリ・ウィープ、21;ステファン・ドナルド、
22;イサイア・トエアバ
2008年11月26日水曜日
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