今年もシーズン通してみれば7位前後に落ち着きそうだと思います。日程的に
クルセイダーズ、ワラターズという昨年の決勝進出チームとアウェイで始まり
その後シャークスとホームまでが開幕から3戦、9戦目にお休みがありますが、
その週には南アフリカに飛んで遠征というスケジュールはかなり苦しいでしょう。
けれどこのチームは今のオールブラックスのアタックそのままの姿が見られる
チームだと思います。バックスのオールブラックス(ドナルド、カフイ、シティバツ、
ムレアイーナ)に加えてレリア・マサガ、ソセネ・アネシなどはボールを持てば
何かが必ず起こりそうな期待が起こります。
またフランカー陣でもメッサム、ラウアキの迫力あるラインブレイクが見られ、
彼らに加えて昨年オールブラックス最終候補まで上がったベイ・オブ・プレンティー
のキャプテン;タネラウ・ラティマーとウェリントンからドラフトで取った若手
No.7のサージ・リロなどは見ごたえのある活躍が期待できます。
そして昨年の最後にオールブラックスに選ばれたホークスベイのヒカ・エリオット
は本当に今後の成長が期待できる若手フッカーでこのチームでも活躍が期待できる
でしょう。
弱点としてはやはりそのデフェンス。ここ数年このチームはアタックは気持ち
いい物を見せますが、そのデフェンスとなるとあっさりトライを許す姿が目立ちました。
昨年ぐらいはそれも少しは踏ん張るところが見られましたが、それを支えていた
ジョノ・ギブス、トム・ウィルスなどのベテランがいなくなって今年もそれは
心配されるところです。
またフォワードの1列目、2列目は他のチームに比べるとやはり見劣りします。
スクラムやラインアウトでは苦戦しそうです。
注目したいのは膝の手術をして昨年は一年を棒に振ったようなブレンダン・
レオナルドがいつ復帰してくるか?復帰したらどこまで働けるか?以前のような
活躍がまた見られるようなら今年断然オールブラックス復帰、そしてジミー・
コーワン、ピリ・ウィープも越える存在になれると思います。
Chiefs:
プロップ;Arizona Taumalolo (Waikato)*, Ben May (Waikato),
James McGougan (Bay of Plenty)*, Joe Savage (Bay of Plenty)*,
フッカー;Hika Elliot (Hawke’s Bay) (D), Aled de Malmanche (Waikato),
ロック;Kevin O’Neill (Waikato),Toby Lynn (Waikato),
Craig Clarke (Taranaki) (D), Mark Burman (Waikato)*
フランカー;Liam Messam (Waikato), Tanerau Latimer (Bay of Plenty),
Serge Lilo (Wellington) (D)*, Sione Lauaki (Waikato),
Colin Bourke (Bay of Plenty)
ハーフバック;Brendon Leonard (Waikato), Toby Morland (D) (Otago)
ファースト5/8;Stephen Donald (Waikato), Michael Delany (Bay of Plenty)
センター;Callum Bruce (Waikato), Jackson Willison (Waikato)*,
Richard Kahui (Waikato), Dwayne Sweeney (Waikato)
ウィング;Sitiveni Sivivatu (Waikato), Lelia Masaga (Counties Manukau),
Sosene Anesi (Waikato),
フルバック;James Wilson (Southland) (D), Malili Muliaina (Waikato),
*=新人、D=ドラフト移籍
2009年2月1日日曜日
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