2009年2月13日金曜日

2/13 09'スーパー14 第1週 NZチームの見所 クルセイダーズvsチーフス

 スーパー14開幕のゲームの中ではいろいろな意味で注目の集めているこの対戦.大変面白そうなゲームです。

 まず今年のクルセイダーズにはダニエル・カーターがいない。この穴を埋めるべき者に新監督のトッドカッターは新人のコリン・スレイドをいきなり持ってきました。よっぽど期待されているのでしょう。昨年のNZカップ戦での成長が今年の躍進になりそうな期待が掛かっているみたいです。
 そのキック力とかはまたすごいものを持っているのですが、昨年のNZカップ初戦で最後の最後逆転勝利がかかっていた簡単なコンバージョンキックを外して頭を抱える姿は多くの人が覚えていて、そこからこのレベルで今年どこまで通用するようになっているかが見ものになっています。多くの人は怪我から復帰のステファン・ブレッドが10番先発と思っていたのを押しのけての起用なのでより注目が集まるでしょう。

 フォワードのほうは昨年の布陣とはまた変わっていますが、それでもまたもやここはほとんどオールブラックスでそろえてきました。その中でNo.8のウェリントンから移籍してきて先発に起用されたトーマス・ワードロームは注目です。

 バックスではやはり久しぶりに復帰のレオン・マクドナルドがどこまで働けるようになっているか?そして両ウィングがどれだけ得点に絡んでくるかが楽しみです。

 チーフスにとってもとても大事なゲームですが、こちらもほぼ最強の布陣で初戦を迎えることが出来ています。

 ダニエル・カーターガアキレス腱を切って手術も必要ということから今年のトライネーションぐらいまではゲームに出れないことから断然今後のオールブラックス正10番の期待が掛かるステファン・ドナルドがどのようなゲームを作り出していくか?

 そして8ヶ月ぶりに膝の手術後復帰してきた元オールブラックスの9;ブレンダン・レオナルドとのコンビはそのまま今年のオールブラックス9-10番コンビになるかも知れないのでその働きがどこまで戻っているか見ものです。

 この二人以外のバックスはさすがに高速、重量級がそろってクルセイダーズのそれより断然迫力がありますが、今年のキャプテンに指名されているムレアイーナのキャプテンシーにも注目が集まります。

 フォワードのほうはタイト5が昨年とは全く違うようになっている中ホークスベイ出身で最も期待が寄せられている若手のフッカー;ヒカ・エリオットがどこまで通用するかです。この新しいチームの中でスクラム、ラインアウトなどがどうなるか?ホークスベイの時には彼が投げ入れるラインアウトのボールはノットストレイトなどを含め一度も失敗したところを見たことが無いのですが、このレベルのゲームではどうなるでしょう?

 両軍のフランカー陣のぶつかり合いなどはとても面白そうで、白熱しそうです。初戦からいきなり気合が入ってもしかしたら乱闘なども見られるゲームになるかもしれません。

 クルセイダ-ズ

  15;レオン・マクドナルド、14;JaredPayne、13;ケーシー・ラウララ
12;ティム・ベイトマン、11;KadePoki、10;コリン・スレイド、
9;アンディー・エリス

 8;トーマス・ワードローム、7;リチャード・マッコウ(C)、6;キエラン・リード
5;ロス・フィリポ、4;ブラッド・ソーン、3;ベン・フランクス、
2;コリー・フリン、1;ワイアット・クロケット

 16;ジェイソン・マクドナルド、17;BronsonMurray、18;アイザック・ロス、
19;ジョージ・ホワイトロック、20;KahnFotuali’i、21;ステファン・ブレット、
22;アダム・ホワイトロック

 チーフス

 15;ミル・ムレアイーナ(C)、14;LeliaMasaga、13;リチャード・カフイ
12;DwayneSweeney、11;シティベニ・シティバツ、10;ステファン・ドナルド、
9;ブレンダン・レオナルド

 8;シオネ・ラウアキ、7;タネラウ・ラティマー、6;リ-マ・メッサム
5;ケビン・オニール、4;CraigClarke、3;ベン・メイ、
2;ヒカ・エリオット、1;SonaTaumalolo

 16;Aled de Malmanche、17;JamesMcGougan、18;トビー・リン、
19;ColinBourke、20;トビィー・モーランド、21;マイク・デェラーニー、
22;コラム・ブルース

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