2009年2月13日金曜日

2/13 09'スーパー14第1週 NZチームの見所 ハリケーンズvsワラターズ

 スーパー14開幕第1週のゲームの中では一番面白そうなゲームがこの対戦でしょう。共に今季優勝候補に挙がり、共に昨年はクルセイダーズに負けて優勝を逃している。共にこの第1戦からスタートダッシュを掛けたい気持ちでしょう。

 ハリケーンズは他のスーパー14のチームの中でも一番長くなった7年目になる監督;コリン・クーパーがそのメンバーを知り尽くしている感じがあって準備も万端のような感じがします。

 先発メンバーではオールブラックスのコンラッド・スミスとアンドリュー・ホー二人が昨年のヨーロッパ遠征から引きずる怪我の回復が遅れていて開幕には間に合いませんでしたが、それに代わるメンバーに不安は無いでしょう。特にフッカーのポジションを奪ったDaneColesは2年目のまだ若手でもありますがいいですよ。注目してください。

 そして監督は今年もこのスーパー14レベルでピリ・ウィープを10番に起用するようです。昨年のNZカップで上手くいった9;アルビー・マシューソンとのコンビを使いたいようで、昨年と同じようにWillieRipiaと状況にあわせて使い分けるようですが、ここに来て新人のDanKirkpatrickが調子いい事からこのゲームには10番の控えとしてベンチ入りさせています。

 もしかしたら明日の10番先発はこの新人がいきなり先発に回るかもしれません。ピリ・ウィープが昨日の練習中に足首を挫いてゲームには出られないかも?ということ。その場合は控えにWillieRipiaが上がってくるようです。

 また注目していたWingにはこれまた若手のZacを14番で先発させてデビッド・スミスをベンチに控えさせる起用。Zacに対するロテ・ティキリとのマッチアップが見ものです。ティキリの動きをどこまで封じ込めることが出来るか?どこまでティキリのタックルを交わせるか?

 ワラターズはベテラン勢が抜けたフォワードがどこまでレベルアップされているかが注目です。特にスクラムではハリケーンズのそれはほぼオールブラックスに匹敵するもの。このスクラムをハリケーンズは攻めてくると思いますのでどこまで凌げるかこれも注目です。

 そしてバックスでは9-10のラインがどこまで、どのように強力バックス陣にボールを送ってくるか?単独プレイが目立つようだとハリケーンズの強力9-10番に簡単につぶされると思います。

 ハリケーンズ

  15;コーリー・ジェーン、14;ZacGuildford、13;タマティ・エリソン
12;マアア・ノム、11;ホセ・ギアー、10;ピリ・ウィープ、9;アルビー・マシューソン

 8;ロドニー・ソイアロ(C)、7;スコット・ワードローム、6;FaifiliLevave
5;ジェイソン・イートン、4;BrynEvans、
3;ニーミア・ティアラタ、2;DaneColes、1;ジョン・シュワルガー

 16;GedRobinson、17;ジェイコブ・エリソン、18;ジェレミー・トラッシュ、
19;KarlLowe、20;DanKirkpatrick、21;ジェイソン・カワウ、
22;デビッド・スミス

 ワラターズ

 15;サム・ノートンナイト、14;LachieTurner、13;RobHorne
12;TimanaTahu、11;ロテ・ティキリ、10;KurtleyBeale、9;LukeBurgess

 8;スコット・ファバ、7;フィル・ウォー(C)、6;BenMowen
5;WillCaldwell、4;ディーン・マム、
3;アル・バクスター、2;TatafuPolota-Nau、1;BennRobinson

 16;AdamFreier、17;JeremyTilse、18;ChrisThomson、
19;ワイクリフ・パル、20;BrettSheehan、21;DanielHalangahu、
22;TomCarter

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