2009年2月19日木曜日

2/19 09'スーパー14 第2週 NZチームの見所 ブルズvsブルース

 ブルースはこの遠征で連れてきている選手を全部試してみるということです。このゲームでは先週のフォース戦とメンバー、そしてポジションチェンジをかなりしてきました。

 注目はフォース戦で先発した10;タセサ・ラビアをベンチ入りもさせず、ジミー・ゴペッツを先発、そしてベンチにはルーキーのMichaelHobbsを入れています。

 また神戸製鋼のシーズンが終わると飛んで帰ってきてこの遠征に参加しているジョシュ・ブレイキーこのゲームで先発に使います。

 先週のゲームでハムストリングスを痛めたベンソン・スタンレーに代えJamieHelleurを12番に入れアンソニー・トゥイタバキを左ウィングからセンターに動かし、先週右WingだったReneRangerを左に移し、右Wingには先週フルバックだったポール・ウィリアムスを持ってきて、フルバックには先週センターの13番だったイサイア・トエアバを持ってきてます。

 これは先週のレッズ戦でも効果的な攻撃を見せたブルズの10;MorneSteyn、9;フォーリエ・デュプリエ二人からのハイパントに備えるということかららしいです。特にデュプリエの働きは素晴らしかったのですが、彼に対するブルースは元ハイランダーズのクリス・スマイリーが入っています。

 これは先週のゲームでもとてもパワフルな働きを見せたタニア・モアがジェロモ・カイノ、ジョー・ロコソコと同じく初めての子供出産に立ち会う為にNZに戻った為ですが、ちょっとここのハーフバックのところは実力的にも劣りそうです。

 またフォワードはブレイキー以外にプロップに23才の新人TeviaMailauを先発させます。これは後半に経験豊かで強力ブルズ一列目に十分対抗できるトニー・ウッドコックをインパクトプレイヤーとして入れるつもりだからという戦略的交代ということらしいです。

 先週のフォース戦の内容からするとオールブラックスがかなり抜けていても十分強いイメージが残ったブルースだったのですが、このゲームでは勝敗よりもシーズン通してのメンバー起用重視で来てるような感じです。

 注目はジョシュ・ブレイキーがこのチームでどこまで実力が発揮できるかです。

 ホームゲーム2戦目のブルズは先週のレッズ戦でキャプテンのビクター・マットフィールドを肩の故障で一ヶ月ほど失うことになってしまいましたが、まだまだこのチームにはそれを補う選手が残っています。先週控えでこのゲームで5番に入るダニエ・ロッソウもスプリングボックスでバッキー・ボッサとのコンビはかなり
強力です。

 このゲームでも恐らくこのラインアウト、そして強力スクラムからのセットプレイを多用してキャプテンに付くフォーリエ・デュプリエがどんどんゲームを組み立ててハイスピードバックスを動かしていくでしょう。

 ブルズがホームゲームではかなり有利で、これまでブルースはここでのゲームは過去6回あって03’に1度しか勝っていません。けれどかなり面白いゲームが期待されます。今週の必見ゲームその2といったところでしょう。
 
 ブルズ

 15;ZanKitrchner、14;AkonaNdungane、13;ヤコ・プレトリアス、
12;WynandOlivier、11;ブライアン・ハバナ、10;MorneSteyn、
9;フォーリエ・デュプリエ

 8;PierreSpies、7;DewaidPotgieter、6;DeonStegmann
5;ダニエ・ロッソウ、4;バッキー・ボッサ、3;WernerKruger、
2;DerickKuun、1;GurthroSteenkamp

 ブルース

 15;イサイア・トエアバ、14;ReneRanger、13;アンソニー・トゥイタバキ
12;JamieHelleur、11;ポール・ウィリアムス、10;ジミー・ゴペッツ、
9;クリス・スマイリー

 8;ChrisLowrey、7;ジョシュ・ブレイキー、6;ジャスティン・コリンズ
5;アンソニー・ボリック、4;カーティス・ハイウ、3;ジョン・アフォア、
2;ケビン・メアラム(C)、1;TeviaMailau

 16;TomMcCartney、17;トニー・ウッドコック、18;DeanBudd、
19;Onosa’iAuva’a、20;GraysonHart、21;MichaelHobbs、
22;WinstonStanley

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