ブランビーズ
このチームも今年は監督陣が新体制。そしてなかなか期待のルーキーというのが育たないところですが、逆に言うとかなり熟成したベテランたちががんばれば04年に優勝して以来中位から昨年は9位まで順位を落としたのもベスト4に残れるかもしれない。
フォワードにしろバックスにしろ今年もこのチームを引っ張って行くのは、現役オーストラリア代表となるでしょう。キャプテンには昨年ワラターズから移籍してきたNo.8のStephenHoiles。彼はこのチームに2年目ですがこれまでの経験からこのチームを引っ張っていくに十分の選手です。これでモートロックやジョージ・スミスなどはそのプレイにも専念できることになります。
他にフォワードではレッズからステファン・モーアーがフッカーで入ったことは大きいでしょう。ロックにはマーク・チゾルムがいてこれらのスクラム、ラインアウトを支えるコーチ陣には元ブランビーズで黄金時代のオーウェン・フィネガンとビル・ヤングが見守るのも期待できるところです。
そしてバックスにはオーストラリア代表がぞろりとそろうのですが、15;マーク・ジェラード、14;クライド・ロスボーン、13;アダム・アシュレークーパー、そして12にモートロックと誰もが円熟のプレイヤーといえるでしょう。その経験などが生かされればいいと思いますが、やはりこれらのベテランは去年と同じく怪我が心配です。
また今年もその弱点となるのはハーフバックと10番のところでジュリアン・ハクスレーが恐らくもう選手としては復帰できないと思われますがいなくなってそれを埋める選手がこのチームにはまだ育っていないことです。キッカーとしてもモートロックに頼っていられないでしょう。
このチームこそ今年は若手の活躍が期待されると思っています。誰が出てくるでしょうか?
フォース
このチームはいろいろと今年は騒がれそうです。スーパー14に参加して4年目の今年そろそろ結果を出さなければならない年です。昨年は8位となりましたが、最後までベスト4入りが狙える順位にいてオーストラリアチームとしては2番目の成績だったのですが、今年はベスト4入りが最低条件になって来るように思えます。もしシーズン途中で下位に低迷するようならジョン・ミッチェル監督の解任もありえるかもしれません。
すでに去年のクリスマス前にはこの監督への不信任が選手とスタッフから出ていてどうなることやらという時期もありましたが、今年の開幕までには落ち着きを取り戻しています。また恐らくマット・ギットウも今年がこのチームでの最後のプレイになるだろうと噂されているので選手もスタッフも今年こそはという意気込みがあるように思えます。
選手のほうもとても興味あるものが多くいてしかも若手が多い。昨年の香港でのオールブラックス戦でワラビーズデビューした今年の4月に21歳になるフランカーのDavidPocockと昨年ワラビーズ史上2番目の若さでデビューしたバックスのジェイムス・オコーナーは1990年生まれです。
何はともあれいろいろと気になる存在にこのチームは今年なりそうです。
2009年2月6日金曜日
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