今週の全てのゲームが終わってこれからNZチームはどんどん面白くなっていきそうな感じです。
シャークスはホームに戻ってこれからも強いところを見せていくと思われますが、それ以下は混戦になりそうです。ベスト4に今週の結果8位以上のチームが恐らくこれから毎週しのぎを削るようになって行きそうです。
今週終わってチーフスが3位にジャンプアップ、そして5位から8位までにNZチームのハリケーンズ、ハイランダーズ、クルセイダーズ、そしてブルースと並ぶようになりました。これからもっと上位にNZチームが上がっていきそうです。
ブルース 22-27 ワラターズ
今週のゲームで最低だったのがこのブルースとレッズでしょう。NZ結構ブルースには戦前期待したのですが、いいとこ全くなかったブリースでした。ワラターズには復活の切っ掛けを与えたようににも思え、2位に上がって強いデフェンスを取り戻したように思えます。
ブルースは今年浮き沈みが激しい感じで安定した強さみたいなのが見られなくなっています。このゲームでもそこそこがんばるのですが、ミスが多かったり相手のほうに断然ブレイクダウンでは負けていたり、ラインブレイクも出来ない。このゲームではポール・ウィリアムスが救世主的な活躍が見られたのですが、全体的にはワラターズのプレッシャーにつぶされたような感じでした。来週はお休みなので次の週から復活を望みたいとことです。
ハイランダーズ 36-12 ブルズ
誰かこのゲームを見た人いませんですか?このゲームはハイランダーズの今季最高のゲームだったかもしれません。首位で無敗だったブルズに土をつけたゲームでしかも強いブルズに真っ向から向かっていって実力で勝ったようなゲームでした。
確かに風が強い状況を上手く生かせことや、相手の得点源であるNdunganeなどがミスってくれたりしましたが、それも強いプレッシャーを終始掛け続けることが出来たのと、ブルズが得意とするスクラムでまず崩して、中盤からは断然ブレイクダウンでことごとくボールを支配し続けてた結果が勝利となったのでしょう。
特にこのゲームではアダム・トンプソンが大車輪で大活躍。もう本当にすごすぎる働きでした。スクラムでもラインアウトでもそしてブレイクダウンでもいつでもどこでもアダムトンプソンが出てきてボールを奪う、相手にプレッシャーを掛け続ける、そしてそのデフェンスの上手さ。タックルと同時にボールを奪い取るところなんてもう芸術的でした。
トンプソンだけでなくフランカー陣の活躍があって70分過ぎにはハイランダーズがブレイクダウンでボールを奪ったのが11に対してブルズはたったの3つというのがこのゲームの結果に象徴されました。そしていつものように粘り強いデフェンスで2本のトライだけで押さえブルズを首位から引き摺り下ろした結果となりました。
ハイランダーズもアタックがどんどんよくなっていっています。このゲームでも早いボール回しが続くようになってキックプレイも効果的に絡ませるようになっています。前半で3トライ、合計5トライとってボーナスポイントを加えた勝利で順位も6位まで上がりました。来週はお休みですが、まだ行きえると思いますよ。
クルセイダ-ズ 11-7 ストーマーズ
クルセイダーズはこのゲームでも耐えてしのんで勝利に持ち込んだような内容でした。
これまでデフェンス力では2番目低い失点数だったストーマーズ相手にクルセイダーズも守りました。お互い守りあって結果11-7、お互い1トライずつという盛り上がりに少し欠けるゲームでしたが、クルセイダーズにとっては大切な勝ちとなったと思います。
来週のブルズ戦も耐えるゲームになりそうですが、故障者も戻ってきそうで強いクルセイダーズは南アフリカ遠征になる10週目から見れると思います。今の順位では終わらないでしょう。
ただ今季勝てないことの原因としてキックによる得点力というのが上げられますが、このゲームでも相変わらずステファン・ブレッドの成功率は低くこのチ-ムの勝ち方が定まらないのは続きそうです。
レッズ 29-50 チーフス
今のチーフスは誰も止められない状態です。レッズのデフェンスが甘かったこともありますが、このゲームでも6トライとって先週のブルース戦で63点取ったことを併せると2ゲームで113点もとったことになってものすごい攻撃力になってます。おかげですでに開幕から3敗しているにもかかわらず3位に上がっています。
今のチーフスのゲームを見ると本当にどこまでこいつら得点するのか分からない状態です。
ゲーム開始はレッズが勢いがありましたが、すぐに形勢逆転、チーフスにボールが渡るとその後はもう面白いようにアタック&アタックが続きます。
シティベニ・シティバツは15分に肩を怪我してベンチに下がりましたが、それまでの8分ほどの間に1本ビデオでは絶対トライと思われたのがレフリーにもみ消されたやつを除いても2トライを取る活躍。
彼以外もフォワードはシオネ・ラウアキなどを注心にプロップ、フッカーもガンガン縦にボール持って突き進む。そのサポートもしっかりついてパス回しも絶妙。バックスは同じく鋭く、強い。そしてデフェンスも非常に強いプレッシャーをかけ、カバーもしっかり。またプレスキックのほうもステファン・ドナルドがどこからでも決めることが出来るほどの絶好調。
なんだかこのチームの快進撃はまだまだ続きそうに思えます。
ライオンズ 32-38 ハリケ-ンズ
ハリケーンズが南アフリカ遠征に出て初戦を何とか勝って幸先のいいものにしました。
ゲームはハリケーンズのコンラッド・スミスが7分までに2トライ取って楽勝ムードで始まったのですが、ライオンズの逆襲を受け43分には25-24と逆転を許します。その後は最後までハリケーンズが逃げるとライオンズが執拗に追いかける展開でしたが、何とかハリケーンズが逃げ切ったゲームでした。
来週はハリケーンズこの遠征での。イヤ今季最も大切なゲームとなるシャークス戦です。
2009年3月29日日曜日
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