さてこのゲームはどうなるでしょう?やはりホームゲームとなるブルズが有利なようですが、クルセイダーズが予想を覆すでしょうか?
元クルセイダーズの監督で現ワラビーズの監督であるロビー・ディーンは今季の決勝戦はハリケーンズ対クルセイダーズと予想し、元スプリングボックスのキャプテンであったボビー・スキンスタッドは決勝はブルズ対ハリケーンズと予想しているようです。
イングランドのブックメイカーのBET365ではこのゲームの掛け率は断然ブルズに軍配が上がり、また優勝予想もブルズがトップになっています。
過去の戦歴から見るとセミファイナルでこの両チームが対戦したのは2度で2006年はクライストチャーチで行われましたが2007年には今回と同じプレトリアで行われ、ブルズが27-12で勝ちその後ブルズはスーパー14で初優勝を果たしたのです。
クルセイダーズにとってはこれで11回目のセミファイナル進出ですが、決勝に進めなかったのはその2007年にブルズに負けた1回だけです。そして9回の決勝進出で果たした優勝回数は7回。まさに常勝チームといっても良いでしょう。
けれどこの常勝チームも今年はどうでしょうか?これまでのスーパーラグビーにおいて26回のセミファイナルが行われてきましたが、そのうちアウェイのチームが勝ったのはたったの4回だけです。
そしてこのゲームではまたその球場にはブルズのサポーターがつめかけ、売り切れ満員の5万人もの大観衆がブルズを後押ししにやって来ます。なかなかクルセイダーズには苦しいゲームになりそうです。
クルセイダーズは今季は昨年とは変わってベテランが少なくなり若手が多いのですが、先発メンバーでこんな大舞台で頼れそうなのはマッコウとレオン・マクドナルド位だと思います。また幸いなことに出場が危ぶまれていたブラッド・ソーンは2週間ぶりに先発に戻れるようで、この頼れるべテランの中に入りますが、アンディー・エリスがもしかしたら最終的にフィットネステストに落ちるかもしれない状況で、そうなると14;JaredPayne、12;RyanCrotty、11;アダム・ホワイトロック、3;OwenFranksと同じ今季の新人であるKahnFotuali’iがハーフバックに先発することになります。
それでも今季シーズン中2番目に高かったデフェンス力を発揮してチーム全体で勝ちに行けば、何とかなるかもしれません。
対してブルズにはセンターのJPNelが先週のシャークス戦での危険なタックルから出場停止処分になっていますが、それ以外は怪我で出場が危ぶまれていた南アフリカ代表のWynandOlivierも回復し12番の先発に戻ることによりほぼベストメンバーで戦えるようになっています。
ブルズにとっては先週のシャークス戦のような激しい攻防が続くゲームにまたなりそうですが、接戦でトライをなかなか取られないゲームに陥ってもこのチームには10;MorneStyneという頼れる素晴らしいキッカーがいるのでまだ楽でしょう。
ブルズ
15;ZaneKirchner、14;AkonaNdungane、13;JacoPretorius
12;WynandOlivier、11;ブライアン・ハバナ、10;MorneSteyn、
9;フォーリエ・デュ・プリエー
8;PierreSpies、7;DewaldPotrieter、6;DeonStegmann、
5;ビクター・マットフィールド、4;、バッキー・ボッサ
3;WernerKruger、2;DerickKuun、1;GurthroSteenkamp
クルセイダ-ズ
15;レオン・マクドナルド、14;JaredPayne、13;ティム・ベイトマン、
12;RyanCrotty、11;アダム・ホワイトロック、10;ステファン・ブレット、
9;アンディ・エリス/KahnFotuali’i
8;トーマス・ワードローム、7;リチャード・マッコウ(C)、6;キエラン・リード
5;アイザック・ロス、4;、ブラッド・ソーン
3;OwenFranks、2;ジェイソン・マクドナルド、1;ワイアット・クロケット
16;DanielPerrin、17;BenFranks、18;マイケル・パターソン、
19;ジョージ・ホワイトロック、20;KahnFotuali’i、21;コリン・スレイド、
22;HamishGard
2009年5月22日金曜日
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