前半終了時点でフォーリエ・デュ・プリエーが2トライ、ハバナが1トライ、そしてステインの今日も出たあのドロップゴールで34-7と大差がついたときにはもう観客もTV解説者もみんなが決まったなという雰囲気に包まれ後半少しはチーフスも反撃しましたが、ブルズのデフェンスを崩すことは出来ず球場のお祭り騒ぎの雰囲気の中、まるで最後の方はブルズの練習試合を見ているような気分にまでなって終わってしまいました。
チーフスはゲーム開始からブルズ相手に戦術は変えないスタイルで行き、始めからなんだかアタックは難しそうに思え、それじゃデフェンスはどうかなと思えばブルズのアタックは反対にこれまでの実績をこのゲームで全て見せます!といった感じで何から何まで素晴らしい。
ゲーム開始から6分40秒でステファン・ドナルドのカウンターから繋いでレリア・マサガが先制トライをあげましたが、なぜかこれはいけるぞ!という気持ちにはさせず逆にブルズに火を焚きつけたようにその後のキックオフからは立て続けに9分、11分、そして14分とトライを取られます。
この3つのトライを含めてその後のトライはブルズの強力なタックルからボールを奪ったり、ブレイクダウンでボールを支配してから、そして相手ラインアウトのボールを奪ってから始まったようなトライが続きました。また観客が期待するハバナのパスインターセプトから独走トライもあり、ついでにNo.8PierreSpiesまでもパスインターセプト独走トライまでも見られ、他に12;WynandOlivier、そしてキャプテン5;ビクター・マットフィールドのトライまでも出てもう本当に大サービスのゲームになったと思います。
これらの今日活躍したブルズのメンバーは皆この後南アフリカ代表に選ばれ、ライオンズそしてその後トライネーションでオールブラックスと戦うことになると思いますが、この日のゲームスタイルはその代表戦でもそのまま生かされることになるでしょう。
もしかしたら今年のオールブラックスが南アフリカで戦う際の予告編をチーフスは演じてくれたかもしれません。それだけ今年の南アフリカ勢は強く思えるゲームでした。
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