2009年5月7日木曜日

5/7 09'スーパー14 第13週 NZチームの見所 クルセイダーズ vs レッズ

 今週もまた面白そうなゲームが盛りだくさんのスーパー14第13週、残り2ゲームで今年のセミファイナル進出チームが決まります。

 そのベスト4への生き残りを掛けてクルセイダーズはこのレッズ戦で4トライ以上とっての勝利を狙います。先週ライオンズ戦に勝ってクライストチャーチの地元に南アフリカから戻ってきて今年最後のホームゲームとなります。遠征疲れがあるかも知れませんが恐らく大丈夫でしょう。

 このゲームには先週偏頭痛の為ベンチ入りもされなかったリチャード・マッコウが先発メンバーには名前が挙がっています。しかし最後にコンピューターによる精神鑑定テストがあるのでそれにパスすれば金曜日の夜にはピッチに立っているでしょう。

 またライオンズ戦で怪我をしたアンディー・エリスやステファン・ブレッドは回復傾向ということで恐らく先発で出てきそうですが、Wingのコリン・スレイドは足首を痛め今季はだめになりそうで、代わりにアダム・ホワイトロックが先発で入ります。そしてこの控えに今季は初めての登場になりますが、SeanMaitlandがベンチ入りしています。

 恐らくマッコウが出てこれなくても手負いのレッズには勝てると思いますが、出てきても早めに4トライ取ってしまえば後半ぐらいから大事を取ってベンチに下がるかもしれません。代わりに先週初めて先発したJonathanPoffが出てくるかもしれませんが、最近では珍しくなった長髪のプレイも注目してください。なかなか良い動きを先週はしていました。

 また地元の人にとってはレオン・マクドナルドのプレイを見るのはこれが最後になりそうです。彼はこのスーパー14が終わったらまた日本に行くことを今日発表しました。

 彼は前々回のワールドカップが終わったあと1年だけヤマハに所属した後またカンタベリーに戻ってきて07年のワールドカップにはフルバックで出場しましたが、さすがに次のワールドカップまでには働けそうに無いので日本に行くことを決めたようです。日本の近鉄でそのプレイを見て下さい。まだまだ日本では良い働きが出来るでしょう。

 対するレッズは他のチームと同じく怪我人続出状態で、しかも最悪の状況と言われていますが、このゲームにはキャプテンのJamesHorwell、副キャプテンのベリックバーンズもおらず、他に9名の主力が怪我で出てこれないことから7番のAndrewShow含めてベンチには3人の今季初のベンチ入りをするものを入れざる終えない状況になっています。

 またいつもは10番のQuadeCooperをフルバックにして、ハーフバックのBenLucasを10番に入れ替えるというレギュラーポジションから2次では無くて3次的な体制になっています。

 まあそれでもハイランダーズやブルース相手にカウンターアタックを多用して相手が守り固める前に攻め込むことはこのゲームでも見られると思いますが、クルセイダーズの全員参加のアタックには守り通せないと思われます。

 クルセイダ-ズ

 15;レオン・マクドナルド、14;JaredPayne、13;ティム・ベイトマン、
12;RyanCrotty、11;アダム・ホワイトロック、10;ステファン・ブレット、
9;アンディ・エリス

 8;トーマス・ワードローム、7;リチャード・マッコウ(C)、6;キエラン・リード
5;アイザック・ロス、4;ブラッド・ソーン、
3;OwenFranks、2;ジェイソン・マクドナルド、1;ワイアット・クロケット

 16;DanielPerrin、17;BronsonMurray、18;マイケル・パターソン、
19;JonathanPoff、20;KahnFotuali’i、21;SeanMaitland、
22;HamishGard

 レッズ

 15;QuadeCooper、14;BrandoVa’auiu、13;CharlieFetoai
12;AnthonyFaingaa、11;RodneyDavles、10;BenLucas、
9;BrendanMcKibbin

 8;LerpyHouston、7;AndrewShaw、6;EzraTaylor、
5;AdamBymes、4;VanHumphties、
3;LaurieWeeks、2;SeanHardman(C)、1;BenDaley

オーストラリア 20歳以下世界選手権向け代表発表

 6/5に日本で開催される20歳以下ラグビー世界選手権に出るオーストラリア代表が発表されていますが、オーストラリアはすでにこのスーパー14の各チームに所属して今年もしくは昨年からすでに先発しているものも多いのです。

 今週のゲームではそのメンバーなどを注目して見てみるのも面白いと思います。恐らくオーストラリアが日本と対戦することは無いと思われますが、Under20でもすでにプロとして活躍している世界レベルなどが分かると思われます。

 ワラターズ ; 12;KurtleyBeale、14;RobHome、16;DamianFitzpatrick
 ブランビーズ ; 10;MattToomura
 フォース ; 12;ジェイムス・オコーナー、16;BenWhittaker
 レッズ ; 7;AndrewShaw、11;RodneyDavles、17;RichardKingi、
      18;RobSimmons、21:BenTapuai

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