この4月下旬から販売が世界中に向けて同時開始されるチケットはいわゆる一般向け、チケットだけというヤツで、実はIRB公認の旅行会社もしくはホスピタリティープログラムを受け持つ公認会社により販売されたチケットはすでに大量に予約で占められているようです。
今年の1月から世界中の公認旅行会社により宿泊場所などを加えたチケットが販売され、そして先月の2月からは観戦チケットに加えてVIP対応の観戦が出来るホスピタリティープログラムの予約が開始され、それぞれのこれまでの予約販売は前回のフランスでのワールドカップにおいての販売実績を上回っているようです。
ほとんどがニュージーランド以外の海外からの予約が占めると言われているので、4月下旬から始まる一般売りの販売にはもうニュージーランドに住んでいながらオールブラックスのゲームには見に行けないかもしれないと懸念されています。まして優勝候補であるオールブラックスが進出するだろう準決勝、そして決勝戦のチケット一般販売は今年の末まで待たなくてはいけません。それまでには恐らく上記の公認旅行会社(NZの公認旅行会社ではチケット+送迎だけというのも販売している)やホスピタリティープログラムでのチケット販売で準決勝、決勝戦は売切れてしまうだろうとも言われています。
ましてその観戦チケット料金は非常に高額なのと最近こちらの民放局がワールドカップの全ゲームを放映すること知らされているのでもしかしたら準決勝、決勝戦では地元の大会にもかかわらずオールブラックスサポーターが少ないスタジアムになるかもしれません。特にこの準決勝、決勝戦の予約は南アフリカからの問い合わせが多いようです。
5月に恐らくアジア代表に決まりそうな日本のラグビーファンにとってはこの観戦チケットのGetについてはまだましだと思います。予選リーグでオールブラックスとフランスと当たりますが、日本のサポーターにとっては非常に面白いゲームになるでしょうが、オールブラックス、フランスサポーターにとってはさほど重要なゲームでは無いのでチケット獲得競争率も低いと思われます。
但し、この日本のゲーム、またはオールブラックスのゲームを見にニュージーランドにやってこようと思っている方にとっての泊まる宿泊場所の確保も問題になってきます。ご存知のようにオリンピックやサッカーワールドカップと同じくのそのゲームが行われる町や村の宿泊施設の料金はとてつもなく跳ね上がるわけですが、先日の国内ニュースではウエリントンのホテルは今年1泊$170の部屋がワールドカップの時には$700になり、オークランドの高級ホテルヒルトンは一泊$1700となり、しかも最低3泊以上の予約しか受け付けないようです。
だから結局来年のワールドカップを見にやってこようと考えている人は上記の公認旅行会社を使ってやって来るのが無難なようですが、それでも自分で何とか観戦ツアーをこしらえてニュージーランドにやってこようと思っている方に向けてワールドカップ用の新ページをニュージーランドラグビーサポートのホームページ内に加えました。
但しここに紹介しているホテルやユースホステル、バックパッカーなどの一般予約受付はほとんどが一年前からになり、今年の9月、10月に改めてその宿だけを予約しようと思ったときにはどこもかも旅行会社などに押さえられて、宿泊場所が見つからないといったことが考えられます。上記の公認旅行会社でニュージーランドのHouse Of Travelでのパッケージで安いのはユースホステルを宿泊場所として使っているので恐らくこの安いほうからまず予約は埋まっていくだろうと思われるので、9月、10月に来年の宿泊場所を見つけようと思ったときにはすでに遅いかも知れません。
日本などがゲームを行うファンガレイやネーピアなどは対戦国もトンガやカナダだから大丈夫だろうと思っていても、その町自体に宿泊施設がもともと少ないところというのを考慮しておくべきでしょう。
またワールドカップ用のニュージーランドラグビーサポート新ページではこの宿泊に関する情報だけではなく国内の移動手段についての情報も載せています。上記のHouse Of Travelなどではチケットプラス宿泊が付いているパッケージがありますが、その宿泊は主にゲーム前日か2-3泊ぐらいです。もし日本チームやオールブラックスのゲームを追っかけ応援ツアーにする場合はその国内移動も予約が必要でしょう。
是非これを参考に、4月下旬から始まる観戦チケット販売までにワールドカップ観戦ツアーを自らオリジナルに作れるかどうか検討してみて下さい。
(’ラグビーワールドカップへの道’というタイトルのページを新設したニュージーランドラグビーサポートのサイト)
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