今年もリーグ戦は残り3ゲームを残すだけ。ベスト4に残るのはどこになるのでしょうか?
今週からそのベスト4に生き残りを掛けて直接対決のゲームがたくさん続きます。
4/30
ハイランダーズ(12位 13ポイント) vs ワラターズ(5位 33ポイント)
このゲーム、ハイランダーズにとっては今季の消化ゲームみたいになりますが、このワラターズ戦からオーストラリアチームとの対戦が続きます。このワラターズをホームゲームで倒せばハリケーンズの生き残りにも役に立つ。
またこのゲームぐらいから今年のオールブラックス選抜選手がささやかれ始めます。すでにこのハイランダーズからはロックのジョシュ・バーカスが今年のオールブラックスデビュー有力候補に上がっています。またWingのベン・スミスはボーダーライン上だと思うので奮起が必要でしょう。
先週ハリケーンズ戦の前半で見せた攻撃力がワラターズの硬い守りの前でも見せられたら良いゲームになりそうです。
ハイランダーズ
15.イスラエル・ダグ 14.ベン・スミス 13.ケニー・リン
12.ジェイソン・シューマーク 11.Fetu’uVanikolo
10.マシュー・バークエスト 9.ジミー・コーワン(c)
8.スティーブン・ステファノ 7.AlandoSoakai 6.アダム・トンプソン
5.ヘイデン・トリッグス 4.ジョシュ・バーカス
3.クリント・ニューランド 2.ジェイソン・ラトリッジ 1.クリス・キング
16.PeterMirrielees 17.BronsonMurray
18.JoeTuineau 19.ジョン・ハーディー
20.スコット・コーワン 21.ロビー・ロビンソン 22.ジェイムス・パターソン
ワラターズ
15.カートレイ・ビール 14.ラッキー・ターナー 13.トム・カーター
12.ベリック・バーンズ 11.ドリュー・ミッチェル 10.DanielHalangahu
9.JoshHolmes
8.BenMowen 7.フィル・ウォー 6.DavidDennis
5.KaneDouglas 4.ディーン・マム
3.アル・バクスター 2.TatafuPolotaーNau 1.DanPalmer
ストーマーズ(2位 34ポイント) vs クルセイダーズ(3位 34ポイント)
先週クルセイダーズはまさか、まさかの負けゲーム。しかも前半0-13と勝っていたゲームを後半に逆転、そして逃げ切りのゲームをフォースされて予定が大いに狂ったようなクルセイダーズでした。
フォースも弱いチームではないことが分かりましたが、後半14-13と逆転を許した後、あのカーターが珍しくドロップゴールまで使って14-16とするほどデフェンスがしっかり取れていたフォース。そしてクルセイダーズが勝ち越しのトライに向けてフォースゴール手前5mまで来たところで硬いデフェンスタックルからボールをこぼしたのに反応したフォース16;フッカーが走る走る。90m走って逆に逃げこしのトライを許したのにはビックリ、ガッカリでした。すでにカーターを交代していたバックスのダニエル・ボーデンがどうしてこのフッカーに追いつくことが出来ないのか?ボーデン足が遅すぎです。
このような場面がこのストーマーズ戦でも見られなければ良いのですが、ハバナやジャック・フォーリエのパスインターセプト>独走トライというお得意のパターンが見られないことを祈ります。
このストーマーズ戦からはクルセイダーズも最強布陣です。フッカーにコーリー・フリンが復帰。
ストーマーズは先週レッズ相手に最初先行していたのにレッズに守りきられました。けれどお得意のフォワードによる押しは強烈。ラインアウト後のモールの対決は見ものになりそうです。
ストーマーズにも今年も注目されている選手がいます。そのラインアウトでも大活躍が見られるロックのAndriesBekker。長身で恐らく今のラグビー界では最も身長のある206cmということですが、動きもすばやくて強い。この辺りとベテランのクリス・ジャック、ブラッド・ソーンという今年のオールブラックス、スプリングボックスの前哨戦のようなマッチアップは見ものでしょう。
ちなみにイギリスのBet365のオッズでは久しぶりにクルセイダーズに高いBetがついています。久しぶりにこんなオッズを見ました。皆さんクルセイダーズに掛けませんか?
ストーマーズ
15.GioAplon 14.SireliNaqelevuki 13.ジャック・フォーリエ
12.JuanDeJongh 11.ブライアン・ハバナ 10.ピーター・グラント
9.DewaldtDuvenage
8.DuaneVermeulen 7.FrancoisLouw 6.シャック・バーガー(C)
5.AndriesBekker 4.AdriaanFondse
3.BrokHarris 2.TiaanLiebenberg 1.JD Moller
クルセイダーズ
15.コリン・スレイド 14.シーン・メイトランド 13.ロビー・フルーエン
12.ライアン・クロッティー 11.ザック・ギルフォード 10.ダニエル・カーター
9.KahnFotualii
8.キエラン・リード 7.リチャード・マッコウ(C) 6.ジョージ・ホワイトロック
5.クリス・ジャック 4.ブラッド・ソーン
3.オーウェン・フランクス 2.コーリー・フリン 1.ワイアット・クロケット
16.TI’IPaulo 17.ベン・フランクス 18.サム・ホワイトロック
19.トーマス・ワードローム 20.アンディー・エリス
21.ダニエルボーデンl 22.ジェレド・ペイン
5/01
ハリケーンズ(7位 27ポイント) vs チーフス(10位 23ポイント)
ハリケーンズはこの後3ゲーム負け無しで行けばまだベスト4に残れるチャンスはあります。
その大事なゲームでハリケーンズは最強メンバーでいけそうです。
先週のハイランダーズ戦ぐらいから10番に入るアーロン・クルーデンがこのチームの攻撃にマッチし始めています。ましてその攻撃を彼独自の視点に立ってコントロールできるようになってきているように思えます。ステファン・ドナルドが先週の失態などで他の10番選手が秀でたそんざいが見つからないのでカーターの控えでもしかしたら今年のオールブラックスに選ばれるかもしれません。
そのステファン・ドナルドがふくらはぎを痛めてこのゲームから外れますが、先週のゲームはドナルドが全てのプレスキックを外した為にチーターズ相手にまさかのドローになってしまいました。
そしてそのチーターズ戦で膝の故障から久しぶりに戦列に戻ったシティベニ・シティバツはこのゲームから脱臼で痛めていた肩を手術することにしたため6ヶ月ほどラグビーから離れることになりました。これで今年のオールブラックスWingポジション争いもワイドオープン状態になりそうです。
またシオネ・ラウアキは車の事故で怪我をして、ブレンダン・レオナルドも調子が今ひとつでベンチに下げられ、ちょっと今週のチーフスは全く強そうに見られません。
ハリケーンズがこれに付け入りボーナスポイントつきの勝利を挙げられれば今後は面白くなりそうです。
ハリケーンズ
15.コーリー・ジェーン 14.タマティ・エリソン 13.コンラッド・スミス
12.マアア・ノヌ 11.ホセ・ギアー 10.アーロン・クルーデン 9.タイソン・キーツ
8.ロドニー・ソイアロ 7.カール・ロー 6.ビクター・ビットー
5.マイケル・パターソン 4.ブライアン・エバンス
3.ニーミア・ティアラタ 2.アンドリューホー(C) 1.ジョン・シュワルガー
16.DaneColes 17.ジェイコブ・エリソン 18.ジェレミー・トラッシュ
19.NickCrosswell 20.ピリ・ウィープ 21.ウィル・リピア
22.ジェイソン・カワウ
チーフス
15.Tim NanaiーWilliams 14.DweeneySweeney
13.リチャード・カフイ 12.ジャクソン・ウィルソン 11.JasonHona
10.コラム・ブルース 9.JuniorPoluleuligaga
8.コリン・バーク 7.タネラウ・ラティマー 6.リーマ・メッサム(C)
5.CulumRetallick 4.クレイグ・クラーク
3.NathanWhite 2.ヒカ・エリオット 1.SonaTaumalolo
16.Aled de Malmanche 17.BenAfeaki 18.ケビン・オニール
19.LukeBraid 20.ブレンダン・レオナルド 21.TrentRenata
22.PjilBurleigh
ブランビーズ(6位 27ポイント) vs レッズ(4位 34ポイント)
今週の注目のゲームはストーマーズvsクルセイダーズとこのゲームでしょう。レッズは先週ストーマーズを予想通りホームで打ち破り4位を死守。順位は4位ですが、ポイントではストーマーズ、クルセイダーズと同じ4位です。このままベスト4に居残るにはこのブランビーズをぜひとも叩きたい。けれどアウェイのゲームなのでそう簡単には行かないでしょうが熱いゲームにはなりそうです。
お互い怪我人が出て万全とはいえませんがブランビーズにとっても負けられないゲームなので、モートロックがこのゲームから復帰予定だったのがまだ怪我が完治していないとの事と、ジュリアン・ハクスレーがハムストリングスを痛めて出られないことのほうが大きそうです。
ブランビーズは先週ワラターズ相手にトライ無しで負けたようになっていますが、ぜったいに選手の中ではそのワラターズ戦は主審が違えば勝っていたと思っているはずです。そのゲームを見た人ならそう思うでしょう。そう思うぐらいNZ出身の主審スティーブ・ウォルシュにみんなが振り回され過ぎました。
ゲーム中でもプロップやキャプテンのステファン・ホイルスが突っかかっていましたが、ゲーム終了後のマット・ギットウがウォルシュに対しての批判発言は罰金だけでこのゲーム出場停止処分にはなりませんでしたが、誰もが思う言葉だったでしょう。これに対してこのゲームも主審をする予定だったウォルシュは違うゲームに代えられています。
恐らくブランビーズのメンバーには先週のそのわだかまりがたくさん積もっているはずなのでこのレッズ戦
では爆発しそうな感じです。
また違った角度からゲームを見て見ると今年のワラビーズ10番候補争いが面白そうです。クェイド・クーパーがどのようなゲームをするか?楽しみです。
戦歴から言うとブランビーズはこのホームゲームでレッズに今だかつて負けたことがありません。しかし今年のレッズはその歴史をどんどん塗り替えていますので、この勢いのままいくかもしれません。
ブランビーズ
15;アダム・アシュレイ・クーパー 14.PatMcCabe 13.AndrewSmith
12.タイロン・スミス 11.BrackinKarauria-Henry
10.マット・ギットウ 9.ジョシュ・バレンタイン
8.ステファン・ホイルス(C) 7.ColbyFaigaa 6.ロッキー・エルソム
5.マーク・チゾルム 4.マイケル・チャップマン
3.SalesiMa’afu 2.ステファン・ムーアー 1.ベン・アレキサンダー
レッズ
15.ピーター・ハインツ 14.BrandoVa’aulu 13.WillChambers
12.AnthonyFaingaa 11.DigbyIoane 10.クェイド・ク-パ-
9.ウィル・ゲニア(C)
8.LeroyHouston 7.ダニエル・ブレイド 6.ScottHigginbotham
5.AdamBynes 4.RobSimmons
3.JackKennedy 2.SaiaFaingaa 1.BenDaley
チーターズ(13位 11ポイント) vs ブルーズ(9位 25ポイント)
ブルーズは先週のシャークス戦に破れて今季のベスト4入りの望みは終わっています。
ブルース
15.ポール・ウィリアムス 14.レネー・レンジャー 13.イサイア・トエアバ
12.ベンソン・スタンレイ 11.ジョー・ロコソコ 10.ステファン・ブレッド
9.アルビー・マシューソン
8.ViliameMaafu 7.TomChamberlain 6.ジェロモ・カイノ(C)
5.FiloPaulo 4.カーティス・ハイウ
3.ジョン・アフォア 2.TomMcCartney 1.トニー・ウッドコック
16.TevitaMailau 17.CharlieFaumuina 18.アンソニー・ボリック
19.PeterSaili 20.クリス・スマイリー 21.ダニエル・カートパトリック
22.アンソニー・トゥイトゥバキ
2010年4月30日金曜日
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