2010年6月17日木曜日

6/17 オールブラックス vs ウェールズ 第1戦の見所

今週末ダニーデンで行われる6月のテストマッチとしては2戦目であるウェールズ戦の出場メンバーが発表されています。

 オールブラックスは意外にも先週のアイルランド戦から変更は一人だけの先発15となったのですが、怪我人の回復が遅れていることと、先週のゲームの出来が良かったのでそのままの調子を保つようです。

 先週デビューしていきなり大活躍だったイスラエル・ダグ、ベンソン・スタンンレー、そしてサム・ホワイトロックはそれぞれマリ・ムレアイーナ(ふくらはぎ)、リチャード・カフイ(胸)、トム・ドネリー(くるぶし)の代わりといった感じだったのですが、今回も大活躍が期待できそうです。

 その怪我の為に出遅れた形のリチャード・カフイはやっとベンチ入りしましたが、トニー・ウッドコックもやっとベンチ入りが出来るようです。これによって先週ベンチ入りしていたニーミア・ティアラタは外され、両プロップは先週と同じフランクス兄弟となります。

 そして先週の先発15と代わったのは先週前半途中からデビューしたビクター・ビットーがこのウェールズ戦では6番で先発、そしてアダム・トンプソンも怪我気味らしいのですが、ジェロモ・カイノを押しのけベンチ入りしています。個人的にはこのトンプソンのプレーが見てみたい気持ちです。

 少し意外なのがWingのジョー・ロコソコが残され、ザック・ギルフォードがベンチ入りからも外されたことです。ロコソコが特に悪いわけではないのですが、ザックは十分先発できる状態みたいなので今回は先発に入るかなと思われていたのですが、カフイをベンチに入れたことによって押し出されたようです。

 恐らく今回のウェールズ戦も無難に勝てるゲームになると思いますが、また今回もベンチに入っているアーロン・クルーデンやリチャード・カフイのプレイも見てみたいと思っています。

 ウェールズはこの南半球への遠征前に主力をオールブラックスと同じく怪我で失っていてWingのシェイン・ウィリアムス、センターのジェイムス・フック、プロップのGethinJenkinsなどがニュージーランドには来ていないのですが、加えてフランカーのマーティン・ウィリアムスなどは休ませています。

 このウェールズとは昨年11月にカーディフで戦っていますが、その際はオールブラックスが19-12で勝っています。

 ウェールズにはオールブラックスはニュージーランドで57年間も負けてはいないらしいのですが、最近の対戦でも大差でウェールズを退けていて98’に54-9と52-3の2戦、そして03'には55-3となっていて先週のアイルランド戦でさえ記録的な得点差で勝ったオールブラックスはこのゲームでも大量得点が望めそうです。

オールブラックス

15.イスラエル・ダグ 14.コーリー・ジェーン 13.コンラッド・スミス
 11.ジョー・ロコソコ、12.ベンソン・スタンレー 10.ダニエル・カ-ター
9.ジミー・コーワン

8.キエラン・リード、7.リチャード・マッコウ 6.ビクター・ビットー
5.アンソニー・ボリック 4.ブラッド・ソーン
3.オーウェン・フランクス 2.ケビン・メアラム 1.ベン・フランクス

16.アルデ・マルモッチ、17.トニー・ウッドコック、18.サム・ホワイトロック 
19.アダム・トンプソン、20.ピリ・ウィープ、21.アーロン・クルーデン 
22.リチャード・カフイ
 
ウェールズ
 
15.LeeByrne 14.LeighHalfpenny 13.AndrewBishop
12.JamieRoberts 11.TomPrydie 10.ステファン・ジョーンズ
9.マイク・フィリップス

 8.ライアン・ジョーンズ(C) 7.GavinThomas 6.JonathanThormas
 5.Alun-WynJones 4.BradieyDavies
 3.AdamJones 2.MatthewRees 1.PaulJames 

16.HuwBennett、17.JohnYapp、18.DeinioiJones
19.RobMcCusker、20.TavisKnoyle、21.DanBiggar
22.JonathanDavis

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