2010年10月22日金曜日

ソニー・ビル・ウィリアムスはオールブラックスで活躍できるか?

 来週末からまたオールブラックスは北半球に遠征に出て、香港でオーストラリと、その後イングランド、ウェールズ、スコットランド、アイルランドという大英帝国との対戦が今年は行われるのですが、そのオールブラックス選抜に先週選ばれて話題になっているサニー・ビル・ウィリアムスはトップレベルで活躍出来るでしょうか?

 ニュージーランド、そして彼が元所属していたラグビー・リーグチーム(ブルドッグス)があるオーストラリアのラグビーファンはほとんど彼ならすぐにオールブラックスで先発、そして大活躍するだろうと期待交じりに考えています。日本ではジョノ・ロムーの再来と見られているようですが、ロムーよりリーグでの実績が何よりもこちらでは印象がすごいのでこれまでワラビーズにリーグから移って活躍してきたロテ・ティキリや
マット・ロジャース、ウェンデル・セイラーなどより以上にやっとオールブラックスにもリーグ出身者の強力バックスが入ったということに期待と不安を抱えてそのプレイには大注目になっています。

 これまで彼はリーグ時代からその甘いルックスと鍛え上げられた肉体美でオーストラリアの女性には大人気だったのですが、今年になってニュージーランドではすでに大手スポーツSHOPのコマーシャルにも起用されて女性には憧れの的と持ち上げられています。またこんな世間の注目を一人で集めているにもかかわらず人気者気取りのところを見せることは全く無く、ラグビーゲーム中でさえあまり喜怒哀楽を見せないクールな姿は男性にも評判はとても良い彼です。ましてこれまで彼を支えてきたタナ・ウーマンガが機会あるごとに”彼は良いやつだ。”と褒めあげ、オールブラックスの監督であるグラハム・ヘンリーも”素晴らしいアスリートで青年だ”とインタビューなどに答えているのが聞かれるます。

 このオールブラックス北半球遠征でその真価が問われることになりそうです。皆さんはどのように彼を見ますか?

(フランスの15人制ラグビー時代とNZに戻ってきた後今年のカンタベリーでのゲームの様子。)

 
(リーグ時代の実力が分かります。)

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