2010年11月19日金曜日

11/19 アイルランド対オールブラックスの見所

 前回スコットランドを粉砕したオールブラックスはまた最強メンバーでアイルランドに対します。注目されたサニー・ビル・ウィリアムスは今回はベンチに下げられました。しかし後半にはゲーム経験の為に出てくることが予想されます。

 そのほかスコットランド戦と変更があったのはそのスコットランド戦でお休みだったジェロモ・カイノ、マアア・ノヌ、トム・ドネリーが先発に戻り、コーリージェーンも怪我から回復ということでイサイア・トエアバと代わりWINGに戻ります。
 
 またアンディー・エリスが今回の遠征で初先発。カーターと久しぶりにコンビを組みます。そして当初は先発メンバーに入っていたブラッド・ソーンがハムストリングスを痛めメンバーから外されアンソニー・ボリックが先発に入ります。ロックの控えにはサム・ホワイトロックが入るようになりました。

 そのサム・ホワイトロックは今年6月にニュープリマスで行われたアイルランド戦の際にオールブラックスデビューとなり、その日オールブラックスとしては合計9トライも取ったのですが、サム・ホワイトロックは後半ベンチから出てきて2トライも取ったのです。今回も後半からスーパーサブとして期待されます。

 その6月に66-28と圧勝したときには今回のメンバーとは違いムレアイーナ、マアア・ノヌそしてトニー・ウッドコックがいませんでした。逆にジョー・ロコソコやジミー・コーワン、そしてブラッド・ソーンとケビン・メアラムが諸事情により今回は出ていないのですが、明らかにこのアイルランドのホームでのメンバーの方が充実してそうです。これでまたもやABのトライシーンがたくさん見られるかもしれません。

 この熟成段階に入っているオールブラックスを迎えるアイルランドは先週のサモア戦とは11名の変更となっていますが、その前の2点差で破れた南アフリカ戦の時のトップメンバーに戻しています。このチームも最近数年はメンバーがほぼ固定していてトップメンバーの顔ぶれあまり代わらないのですが、特に注目されているのはこの11月のテストマッチで先発固定とされるようになった9-10コンビです。

 昨年ぐらいからやっとアイルランドもローナン・オガラからJonathanSextonに10番を任せる機会が増えてきていますが、南アフリカ戦ではやはり後半オガラが出てきてゲームが変わった事など見てるとオールブラックスなどの重量級チームにはまだまだこのベテラン先発の方が良いのではないか?という気もしてきます。それでもこの9.EoinReddan/10.JonathanSextonコンビがこのアイルランドにとってはABのデフェンスを崩す頼りにされるところです。

 そして他のメンバーも今のアイルランドとしては最強であると思いますが、6月のニュージーランド遠征のときからはあまりメンバーも変わらずキャプテンの13;ブライアン・オドリスコルをはじめ1、4、5、7、8、12、14、15の9人の先発メンバーとローナン・オガラと16、17の控えの3人は顔ぶれが代わらないところからオールブラックスの無難な勝利が予想されます。

 オールブラックス

15.マリ・ムレアイーナ 14.ホセ・ギアー 13.コンラッド・スミス
11.コーリー・ジェーン 12.マアア・ノヌ
10.ダニエル・カーター 9.アンディー・エリス

8.キエラン・リード 7.リチャード・マッコウ 6.ジェロモ・カイノ
5.トム・ドネリー 4.アンソニー・ボリック
3.オーウェン・フランクス 2.ヒカ・エリオット 1.トニー・ウッドコック

 16.アンドリュー・ホー 17.ジョン・アフォア 18.サム・ホワイトロック
19.リーマ・メッサム 20.アルビー・マシューソン 21.ステファン・ドナルド
22.サニー・ビル・ウィリアムス

 アイルランド

1.CianHealy 2.RoryBest 3.TomCourt
4.DonnchaO’Callaghan 5.MickO’Driscoll
6.StephenFerris 7.DavidWallace 8.JamieHeaslip

9.EoinReddan 10.JonathanSexton 11.LukeFitzGerald
12.ゴードン・ダーシー 13.ブライアン・オドリスコル(C)
14.TommyBowe 15.RobertKeamey

16.SeanCronin 17.JohnHayes 18.DevinToner 
19.DenisLeamy 20.PeterStringer 21.ローナン・オガラ 
22.KeithEarls

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