2011年6月19日日曜日

6/19 スーパーラグビー第18週の結果

・2011’スーパーラグビー・プレイオフ進出チームが決まる

 スーパーラグビーリーグ戦最終週で決勝トーナメントに進出する6チームが決まりました。3連覇を目指した南アフリカ;ブルズが最後のゲーム、そしてホームゲームでシャークスに破れて5位から7位に転落、決勝トーナメントには進めなくなりました。

 5位と6位のポイントは57ポイントと同ポイントなのですが、ボーナスポイント獲得数が多いワラターズが先週までは7位だったのをブランビーズを粉砕して5位にジャンプアップして決勝トーナメントに滑り込み進出しました。

 これで来週のプレイオフ2戦は3位のクルセイダーズがネルソンをホーム球場として6位のシャークスを迎え、4位に入ったブルースはオークランドにワラターズを迎えるゲームとなり、1位、2位になったレッズ、ストーマーズは1週休みが入ります。

 ブルース 33-16 ハイランダーズ

 強風で雨の降る最悪コンデションでのゲームでしたが、ブルースはさすがにホームゲームで連敗を食い止め
何とかプレイオフをホームで戦えるようにしました。

 しかしこのゲームからレネ・レンジャーをハムストリングスで欠くようになり、イサイア・トエアバが故障で抜けてからめっきり落ちた攻撃力がまだまだ復活・上昇しているようには見られないゲームでした。来週はホームゲームですが、ワラターズには苦戦をしそうに思われるゲーム内容でした。



 チーフス 11-19 レッズ
 
 実はゲーム前のNZブックメイカーの掛け率はチーフスのほうが勝っていたのですが、レッズはウィル・ギネアとクェイド・クーパーがやはり素晴らしい。そしてデフェンスが強い。チーフスはそのデフェンスに押されっぱなしでポロポロミスばかり目立つゲームになってしまいました。最後70分からのチーフス猛攻もそのデフェンスを崩せず、やっとの思いで決めれたトライ後コンバージョンをステファン・ドナルドが決めていたら、その後もう一つトライ取って逆転勝利が出来たかもしれないゲームでした。



 クルセイダーズ 16-9 ハリケーンズ

 クルセイダーズもリチャード・マッコウやソニー・ビル・ウィリアムスなどを欠き万全のチームとは言えない状態ですが、さすがにこのチームだけは控えに温存するメンバーの層が厚いためチーム力の低下は見られません。ハリケーンズのホームで途中は激しい雨にもたたられるゲームでしたが、勝つためのゲームが見られました。このゲームで活躍が見られたアンディー・エリスはこのスーパーラグビー後のトライネーション用オールブラックスにピリ・ウィープを押さえて入るかもしれません。



 ワラターズ 41-7 ブランビ-ズ



 ブルズ 23-26 シャークス

 今週の必見のゲームはこれだったようです。素晴らしい攻防が最後まで続いて目が離せない大変面白いゲームでした。

 シャークスがここにきてなんだか調子を上げたみたいですが、なんと言っても先々週にフランスからこのチームに3年ぶりに戻ってきたあのフレデリック・ミシェラックが10番で先発し、その効果が十分出たゲームでした。ミシェラックが10番に先発することから今年10番を任せられていた若手のパトリック・ランビーがフルバックに下がって断然攻撃力が上がったようです。ゲームメイカーが二人になりました。またこのゲームで最終的に3点差で逃げ切れたは途中ミシェラックが見せたドロップゴールでした。

 NZラグビーサポータにとってはミシェラックにはあまり良い思い出はありません。来週はクルセイダーズと対戦するために遠路はるばるネルソンまでやってくる訳けですが、クルセイダーズといえどもちょっとこのシャークスの勢いは多少脅威になりそうです。

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