2011年8月13日土曜日

8/13 トライネーション南アフリカ戦用オールブラックスと対オーストラリア戦南アフリカ先発メンバー

トライネーション南アフリカ戦用オールブラックス

 オールブラックスとしては今年のトライネーション3戦目となる南アフリカ戦が来週末の8/20に南アフリカのポートエリザベスで行われますが、その南アフリカ遠征メンバーが昨日発表されました。

 これにはオールブラックスの主力メンバー8人が休養の為外されました。キャプテンのリチャード・マッコウ、そしてダニエル・カーターも含まれます。今年のトライネーション初戦オールブラックス対南アフリカで南アフリカが送り込んだのは3軍とかベイビーボックスとか酷評されるほど主力22名を怪我からのリハビリの為地元に残したのに対して今度はオールブラックスが怪我ではなくて本当に休養として主力を南アフリカに送り込むことにしました。これもこの後直ぐ始まるワールドカップへの戦術の一つでもあると思いますが、また今回居残りになった選手は次にブリスベンで行われるトライネーション最終戦対オーストラリアには先発で出てきそうになりました。

 居残りの8人は前述のマッコウ、カーターに加えて今年スーパー15で地球を3周するほどの遠征をしたクルセイダーズのメンバー;コールー・フリン、オーウェン・フランクス、ブラッド・ソーン、キエラン・リードと年配のプレイヤーであるマリ・ムレアイーナ、コンラッド・スミス、シティベニ・シティバツとなります。

 これにより対南アフリカ戦では10番先発がコリン・スレイド確定と思って良いでしょう。けれどこのスレイドの控え、キッカーの控えが誰になるか疑問です。またコンラッド・スミスがお休みということからこれまで続いたノヌ/スミスのセンターコンビがどのようになるのか?サニー・ビル・ウィリアムス/ノヌかノヌ/リチャード・カフイ、はたまたノヌ/イサイア・トエアバになるのか?そしてムレアイーナもお休みなのでフルバックも誰になるのか?イスラエル・ダグ?コーリー・ジェーン?またはイサイア・トエアバ?と???がたくさん出てきて来週の先発メンバー発表が楽しみになっています。

 また今回の遠征で選ばれている選手としてはワールドカップ用のオールブラックス選抜に残る最後のアピール場所といっても良い選手がたくさん含まれていて、これまで怪我の為リハビリしていて今年のテストマッチにはまだ一回も出ていない選手がトニー・ウッドコック、イスラエル・ダグ、イサイア・トエアバ、リチャード・カフイとなり、コーリー・ジェーンはこの怪我人のバックアップとしてオールブラックスに入っていますがトライネーション用選抜には正式には入っていません。

 南アフリカ遠征オールブラックス

フォワード(13人)

 プロップ; ベン・フランクス(クルセイダーズ)、ジョン・アフォア(ブルース)、トニー・ウッドコック(ブルース)、ワイアット・クロケット(クルセイダーズ)

 フッカー; ケビン・メアラム(ブルース)、アンドリュー・ホー(ハリケーンズ)

 ロック; サム・ホワイトロック(クルセイダーズ)、アリ・ウィリアムス(ブルース)、ジェラッド・ホエアタ(ハイランダーズ)  
 フランカー; ジェロモ・カイノ(ブルース)、リーマ・メッサム(チーフス)、アダム・トンプソン(ハイランダーズ)、ビクター・ビット(ハリケーンズ)

 バックス(12人)

 ハーフバック; ジミー・コーワン(ハイランダーズ)、アンディー・エリス(クルセイダーズ)、ピリ・ウィープ(ハリケーンズ)

 First5/8; コリン・スレイド(ハイランダーズ)

 Centre; サニー・ビル・ウィリアムス(クルセイダーズ)、マアア・ノヌ(ハリケーンズ)、リチャード・カフイ(チーフス)、イサイア・トエアバ(ブルース)

 WING; ホセ・ギアー(ハリケーンズ)、ザック・ギルフォード(クルセイダーズ)、コーリー・ジェーン(ハリケーンズ)

 フルバック; イスラエル・ダグ(クルセイダーズ)


対オーストラリア戦用南アフリカ先発メンバー

 今晩の8月13日南アフリカのダーバンでトライネーションとしては4戦目になる南アフリカ対オーストラリアの1戦が行われます。これに出てくる南アフリカ;スプリングボックスの先発22名はこれまでとは違いほとんどベストメンバーの様相になっています。

 これまでのトライネーション2戦では主力22名が怪我の為出てこれなかったのが、このオーストラリア戦からやっと本当のスプリングボックスがワールドカップに向けテストされるようです。後主力として怪我の為リハビリ中なのはフランカーのシャック・バーガ-とジュアン・スミスぐらいになりました。

 今回のオーストラリア戦の先発15人にはこれまでの2戦から残っているのはキャプテンのジョン・スミットとダニー・ロッソーの二人のみでモーネン・ステイン、JeanDeysel、そしてGerhardMostertの3人が控えに入るだけとなり、本当にこれまで2戦のメンバーは若手、2軍的メンバーだったと思われるものです。

 そして今回いきなり先発に入ってるメンバーも久しぶりのメンバーが多く、けれどそれぞれ怪我復帰後、または海外組みはとても強力メンバーになります。

 怪我から復帰組みとしては昨年一年間怪我の為代表から外れていたフォーリエ・デュ・プリ-ズとフランカーのHeinrichBrussow、そして昨年のトライネーション以来代表復帰組みがブッチ・ジェームス、JP・ピターソン、GurthroSteenkamp、ダニー・ロッソーとなります。またフランスのクラブで入っているため7月までは南アフリカ代表に戻ってこれなかったフランソワ・ステインは久しぶりの代表でのプレイが見られます。彼とフォーリエ・デュ・プリーズが入ると本当にスプリングボックスのバックスはデンジャラスになるでしょう。他にもこれまでの主力が勢ぞろいしています。

 前回対オーストラリア戦のオールブラックスが過去最高齢、キャップ数が最高だったのと同様、今回のスプリングボックスも過去最高のキャップ数(先発15人合計810キャップ)を誇る経験豊かなメンバーになっています。これではオーストラリアもまたもや粉砕されそうですが、このメンバーを見てオールブラックスがこの後のトライネーション2戦をまだ2連勝して今年のトライネーション全勝で終えると予想ができますか?

 対オーストラリア戦スプリングボックス

 15;フランソワ・ステイン(フランス)、14;JPピターソン(シャークス)、13;ジャック・フォーリエ(ストーマーズ)、12;ジーン・ディ・ビリエー(ストーマーズ)、11;ブラアイン・ハバナ(ストーマーズ)、10、ブッチ・ジェームス(ライオンズ)、9;フォーリエ・デュ・プリ-ズ(ブルズ)

 8;ピエアー・スピース(ブルズ)、7;ダニー・ロッソー(ブルズ)、6;HeinrichBrussow(チーターズ)、5;ビクター・マットフィールド(ブルズ)、4;バッキー・ボッサ(ブルズ)、3;Jannie du Plessis(シャークス)、2;ジョン・スミット(シャークス)、1;Tendai(ビースト)Mtawarira(シャークス)

 16;ビスマーク・デュ・プリース(シャークス)、17;GurthroSteenkamp(ブルズ)、18;GerhardMostert(フランス)19;JeanDeysel(シャークス)、20;フランシス・ホガ-ド(ブルズ)、21;モーネン・ステイン(ブルズ)、22;ジオ・アプロン(ストーマーズ)

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