オールブラックスにとっては非常に相性の悪い、イヤな相手のフランスとのゲームでのオールブラックスメンバーはこのワールドカップにおいての現時点での最強メンバーとなりました。
グラハム・ヘンリー監督が最強メンバーと呼んだメンバーでは怪我からしっかりリッチーもカーターも含まれています。しかし怪我から復帰したマリ・ムレアイーナに代わり同じく先週は怪我で先発から外れたイスラエル・ダグがフルバックに入ることによりフルバックの世代交代は完全にこのワールドカップにおいてムレアイーナからダグに代わったことを示し、これはかなりNZ国内でも話題になっています。
怪我で復帰が待たれているのはキエラン・リードだけになりましたが、彼は来週のカナダ戦には出てこれそうということ。そのレギュラーポジションのNo。8にはビクター・ビッでは無く、アダム・トンプソンが入ることになりました。ハーフバックにはピリ・ウィープが先発ということでジミー・コーワンがNo1ハーフバックの位置からNo3に格下げと言われています。けれどこれは3人の中でのローテーションのような気もします。
またWingにはコーリー・ジェーンとリチャード・カフイが入りこの二人が現段階ではベストWingと見なされます。そのバックスの控えにはコリン・スレイドとサニー・ビル・ウィリアムスが入れられていますが、この二人はこれまでのトンガ、日本戦でそれぞれ10番、12番の本職のポジション以外にWing、フルバックなどでも試されてきてそれが成果出ているのでとても良いバックアップ体制になっています。
また対するフランスですが、マスコミにはオールブラックス戦にはベストメンバーではない布陣だ、と言われたりなどしていますが、それはフライハーフにこれまでハーフバックでしかプロ選手としてはポジションについたことの無いものがこのゲームでいきなり10番に入るからと言うことです。しかしこれはフランスもレギュラー10番が怪我で登録抹消になり、その後釜に入ったものの日本戦、カナダ戦でのプレーが悪く、キッカーとしてはハーフバックの活躍が際立った為チーム事情から来るメンバーになっていてフランスも現状ではベストメンバーだと思われます。
過去のワールドカップに置いては両軍は決勝トーナメントで4回対戦していて、共に2勝2敗の成績ですが、オールブラックスにとって1997年と2007年の敗北はとてもショッキングな出来事でした。そのトラウマがNZ国民にはまだかなり残っています。
またこのゲームに勝てば準々決勝ではオーストラリアと、負ければイングランドと対戦することになりそうですが、負けてイングランドと当たるほうがましという考えもあります。
1.トニー・ウッドコック 2.ケビン・メアラム 3.オーウェン・フランクス
4.ブラッド・ソーン 5.サム・ホワイトロック
6.ジェロモ・カイノ 7.リチャード・マッコウ 8.アダム・トンプソン
9.ピリ・ウィープ 10.ダニエル・カーター
12.マアア・ノヌ 13.コンラッド・スミス
14.コーリー・ジェーン 15.イスラエル・ダグ 14.リチャード・カフイ
16.アンドリュー・ホー 17.ベン・フランクス 18.アリ・ウィリアムス
19.アンソニー・ボリック 20.アンディー・エリス 21.コリン・スレイド
22.サニー・ビル・ウィリアム
2011年9月22日木曜日
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