南アフリカがナミビア相手に13トライとって完封の大勝としました。
このゲームでスプリングボックスは先発メンバーを格下ナミビア相手でもほぼベストメンバーで出てきましたが、点数が開いて途中から出てきた選手の活躍も見られ順調に決勝トーナメントに向けて準備が進んでるように思えました。この後残るはサモアだけの予選リーグ戦となりますが、これはとても白熱の面白いゲームになるはずです。これに南アフリカはベストメンバーを出してくるかどうかちょっと????です。
それにしても今回のワールドカップではキッカーとしてはとても辛いゲームが続いていると思いますが、イングランドのジョニー・ウィルキンソンがアルゼンチン戦でとことんプレスキックを外しまくったのを始め、オールブラックスのダン・カーターもワラビーズのクェイド・クーパーもそのキック成功率は高いことはありません。そんな中南アフリカのモーネン・ステインはこのゲームでは100%の成功、そして控えで出てきたルーアン・ピナーも100%の成功と今後決勝トーナメントに入ればこのキッカーの出来しだいで勝敗が決まるといっても言いゲームになるはずなのでその点南アフリカはまたもや侮れないチームになって来ました。
オーストラリアもUSAに前半は少し苦しめられましたが、後半は一方通行のような全部で12トライを取って大勝、前回のアイルランド戦のショックを払拭したかに思えますが、最後の最後に大量に怪我人を出すこととなり、これが今後のゲーム、決勝トーナメントに大きく響きそうになりました。
このゲームでもアタッカーとして前半非常に素晴らしい動きを見せたカートリー・ビールが前半途中でハムストリングスを痛めベンチに下がり、このゲームに久しぶり先発したNo.8のワイクリフ・パルもハムストリングスを痛め交代、そしてゲーム終了間際に12のロブ・ホーンがあごの骨を骨折、これに代わるPatMcCabeが肩を脱臼、そしてセンターのアンソニー・ファインガが脳震盪で倒れ担架で運び出される始末。恐らくロブ・ホーンとPatMcCabeはこのWCから登録抹消がうわさされています。またアンソニー・ファインガもIRBの既定により2-3週間はゲームに出られないことになるでしょう。このためワラビーズのセンター要員が不足になり恐らくロビー・ディーン監督とは仲の悪いことが噂さされるマット・ギットウが召集されるかも?ということです。
すでにワラビーズはWingのディグビー・イオアニが親指を骨折、また同じくWingでFirstキッカーのジェイムス・オコーナーがハムストリングスを痛めてこのゲームには欠場していて、ここでカートリー・ビールまでも怪我で戦列離脱になるとワラビーズバックスがボロボロに近いものになりそうです。
けれどこのゲームで他のバックスの活躍も見られたので時間があればマジカルバックスの復活が期待できそうです。カートリー・ビール、ジェイムス・オコーナー、そしてディグビー・イオアニが戻るまでこのゲームで久しぶり先発したWingのドリュー・ミッチェル、そしてビールに代わり前半途中から10番に入ったこれも久しぶりのゲーム出場のベリック・バーンズ、そしてこのゲームではハットトリックのトライを取ったバックスの9番、10番以外ならどこでも入れるアダム・アシュレーク-パーが頼れる存在になりそうです。
南アフリカ;スプリングボックス対ナミビアのゲームハイライトはこちらhttp://tvnz.co.nz/rugby-world-cup/ruthless-south-africa-annihilate-namibia-4416095/video で見れます。
オーストラリア;ワラビーズ対USAのゲームハイライトはこちらhttp://tvnz.co.nz/rugby-world-cup/wallabies-suffer-more-injuries-4417799 で見れます。
2011年9月24日土曜日
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